旅情をかき立てるものといえば、車内販売です。
割高な商品も多いですが、思い立った時にすぐ買えるのは大きなメリットでした。
しかし車内販売は減少の一途をたどり、東海道新幹線の普通車でも終了したのです。
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東海道新幹線での車内販売が10/31に終了
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≪画像元:JR東海リテイリング・プラス≫
車内販売が最後まで残った東海道新幹線は、「のぞみ」「ひかり」です。
こだまでは車内販売をしていません。
そんなのぞみ・ひかりの車内販売も、10月31日をもって終了しました。
「シンカンセンスゴイカタイアイス」の車内販売も終了
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≪画像元:JR東海リテイリング・プラス≫
車内販売自体が終了したので、東海道新幹線名物の「スジャータアイスクリーム」も、当然ながら車内では買えません。
筆者も東京~広島への旅行の際に、新横浜辺りでアイスを買ったのですが、浜松辺りでようやく食べごろになった記憶があります。
それほど固いアイスで、「シンカンセンスゴイカタイアイス」の異名もあるほどです。
シンカンセンスゴイカタイアイスをお得に買う方法
シンカンセンスゴイカタイアイスの車内販売は終了しましたが、製造終了するわけではありません。
ここからは、シンカンセンスゴイカタイアイスをお得に買う方法を紹介しましょう。
1. グリーン車ならモバイルオーダーで注文可能
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≪画像元:JR東海≫
車内販売が終了したのは普通車のみで、グリーン車では車内販売が継続されます。
しかし、ワゴンによる販売ではなく、モバイルオーダーです。
グリーン車の各座席に設置されたQRコードを利用者が読み取ると、食事や飲み物をスマホから注文でき、パーサーが席まで届けてくれます。
スマホ上での決済ではなく、届けてくれた際に現金か交通系電子マネーでの決済です。
紐づけしたクレカのポイント還元を上手に受けましょう。
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≪画像元:JR東海リテイリング・プラス公式インスタグラム≫
アイスを購入の際は、ホットコーヒーも合わせて購入するといいでしょう。
バニラ味のアイスとホットコーヒーの組み合わせで、「アフォガート」になります。
しかも、固いアイスの攻略にホットコーヒーが一役買うのです。
2. 山陽新幹線はワゴンの車内販売が継続
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≪画像元:JR西日本フードサービスネット≫
山陽新幹線(新大阪~博多)のぞみ号の一部では、ワゴンの車内販売が継続されています。
「淡路島の恵ヨーグルトアイス」もありますが、もちろんシンカンセンスゴイカタイアイスもありますよ。
11月1日にJR西日本の交通系IC「ICOCA」が20周年を迎えたのを記念して、車内販売のキャンペーンを行います。
11月1日~30日の期間中、ICOCA を含む交通系ICの利用で対象商品を購入すると、50円引きされます。
【対象商品と価格】
・ホットコーヒー(レギュラー):340円→290円
・ホットコーヒー(ラージ):390円→340円
・アイスクリーム(バニラ):340円→290円
・淡路島の恵ヨーグルトアイス:450円→400円
・恋するジャージー瀬戸田レモン:400円→350円
ホットコーヒーとアイスを買えば100円引き、かなり破壊力があります。
3. 駅の自動販売機・売店で買う
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≪画像元:JR東海≫
車内販売終了の大きな理由は、外で買って持ち込む人が増えたことです。
シンカンセンスゴイカタイアイスも、「のぞみ」停車駅の新幹線ホームの自動販売機で買って持ち込むことができます。
また、駅弁売店「DELICA STATION」でも購入可能です。
価格は車内販売と同じで、現金のほかクレカ(タッチ決済)、交通系IC、コード決済で支払い可能です。
しかし、そこで買えるのはあくまでシンカンセンカタイアイスであり、シンカンセン「スゴイ」カタイアイスではありません。
車内販売のアイスはドライアイスでキンキンに冷やされており、自販機や売店ではそこまで冷やされないからです。
4. ネット通販でまとめ買い
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≪画像元:JR東海リテイリング・プラス≫
JR東海の通販サイト「JR‐PLUSオンラインショップ」など、ネット通販でシンカンセンスゴイカタイアイスを買うこともできます。
詰合せ11個入り+ドクターイエロースプーンセットは、5,940円(送料無料)です。
アイス攻略の強い味方となるアルミスプーン付きなのがうれしいですね。
12か月間の合計購入金額に応じて、ポイント還元率が最大3倍になります。
楽天市場内「JRCPオンラインショップ」でも購入できます。
楽天市場といえばポイント高還元ですが、SPUやお買いものマラソンなど、楽天市場の高還元施策にももちろん活用できます。
どちらの通販サイトもある程度まとまった個数でしか買えないので、注意してください。
コーヒーチケットは払い戻し可能
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≪画像元:JR東海リテイリング・プラス≫
12月31日に期限を迎える「東海道新幹線車内販売コーヒーチケット」は、グリーン車のモバイルオーダーでも利用できます。
しかし、もっぱら普通席という人は、払い戻しも可能です。
11月1日~12月31日(当日消印有効)の期間中「払戻申し込み用紙」に必要事項を記入し、コーヒーチケットを同封して郵送してください。
口座振込かQUOカードPayのいずれかの方法で、払い戻されます。
コーヒーチケットをモバイルオーダーで使っても、もちろん構いません。
その際、新幹線スイーツまたはアイスクリームを同時購入すると20円引きというセットサービスは、継続します。
利用できる人は利用してもいいかもしれません。