今年も残りわずかとなり、年賀状の用意をしなければ…と思っている方も多いのではないでしょうか。
何かと忙しい年末だからこそ、準備にかかる手間を省きつつ、素敵な年賀状を作りたいものです。
そこで今回は、安く手軽に年賀状を用意する方法をご紹介します。

自作・ネット注文・印刷済み商品の値段を比較
自作の場合:年賀はがきの購入費用、デザイン素材料(有料素材を使用した場合)、プリンターインク代
無料でダウンロードできるデザインも豊富なため、昔に比べてリーズナブルに年賀状を作成できます。
ネット注文の場合:年賀はがき代、印刷料金
宛名印刷を依頼する場合は、別途印刷代がかかるシステムです。
郵便局では、絵柄入り年賀はがきを5枚入り600円で販売しています。
年賀状を20枚用意する場合にかかる費用相場を、自作・ネット注文・郵便局で比較してみましょう。
自作 | 約1,500円 |
ネット注文 | 約3,500円 |
印刷済み商品(郵便局で購入) | 約2,400円 |
ネット注文は、11月中や12月上旬であれば割引が適用されるケースが多いです。
宛名書きの手間はかかるものの、12月以降に用意する場合は自作や印刷済み商品のほうが費用は抑えられます。
年賀状作成は「郵便年賀.jp」が簡単便利!

郵便局では、無料で利用できる「郵便年賀.jp」というサービスを毎年提供しています。
パソコンやスマホから簡単に年賀状が作れるので、忙しい時期の年賀状作成にぴったりです。
年賀状のテンプレートは、和ものデザインやおしゃれなデザインなど種類が豊富です。
お子さんやペットの写真を取り込めるタイプのほか、
イラストのみのタイプもあります。
寒中見舞いに使えるデザインもあるため、松の内を過ぎてから出したいときにも使えます。

作成時間・費用はどれくらいかかったか
「郵便年賀.jp」を利用してどれくらいの時間と費用で作れるのか、2024年度のデザインキットを使って実際に試してみました。
手順 | 感想 | 所要時間 |
デザインの決定 | ・「写真なし」「和もの」で絞り込んだところテンプレートは約100枚に ・パソコンだと1度にすべてのデザインを見ることができて視覚的に選びやすい | 約10分 |
メッセージの確認 | ・ビジネス用や友達用など定型文が豊富 ・定型文をベースにメッセージを変更できるのが◎ ・書体や配置も自由に変更できる | 約5分 |
印刷準備 | ・自宅で印刷するためPDFダウンロードを選択 ・保存したデザインはマイデザインから確認が可能 ・コンビニプリント(セブンイレブンのマルチコピー機)の場合はプリントの予約までできる | 約5分 |
印刷(自宅印刷) | ・ダウンロードデータを開いてはがきサイズで印刷 ・印刷ミスが心配なので普通用紙で試し刷りしておくのがおすすめ | 約10分 |
合計 | 約30分 |
自宅で印刷する場合は、画面下の「はがきデザインキット利用規約」に同意してPDFダウンロードに進みます。

印刷ミスはインクや年賀はがきを無駄にしてしまうので、必ず試し刷りしましょう。
A4のコピー用紙を1/4にするとほぼはがきサイズになります。
宛名書きはWordの「差し込み文書」が便利です。Excelで住所録データを作っておけば毎年使えます。
コンビニプリントの場合は、プリント予約の期限が1週間以内です。
気になる作成費用は?
年賀状20枚を作成するのにかかった費用は、
年賀はがき代(63円×20枚)+プリンターインク代※(約100円)=約1,360円
※HP純正プリンターインク使用
です。
コンビニプリントをする場合の費用は、
年賀はがき代(63円×20枚)+プリント料金(1枚60円×20枚)=約2,460円
です。
コンビニプリントにすると、印刷済み商品と同じくらい費用がかかってしまいます。
写真入りにしないのであれば、印刷済み商品を利用した方が手間を省けます。
無料デザインキットで簡単&お得に年賀状を作ろう
便利なサービスを使うと費用が高くなりがちですが、「郵便年賀.jp」のデザインキットを使えば年賀はがき代+印刷代だけで年賀状を作れます。
年賀状は12月25日までに投函するとほとんどの地域で元日配達されるため、早めに準備を済ませておきましょう。