子どもたちにとっては、待ちに待った夏休み。しかし親からすると、楽しいばかりではありません。
給食がなくなることによって増える1日3回の食事作りに、かさむ食費…。
家計も体力的にもしんどさを感じることもあります。
そこで今回は、5人家族で月2万円台の食費をキープしている筆者が、「夏休みの家計を守る食費対策」を考えてみました。
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【食費対策1】夕食を多めに作る
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≪執筆者撮影≫
献立がなくなると1日1食分(お昼ごはん)の負担が増えます。
この生活が1か月近く毎日続くとなれば、食費だけでなく体力・気力がもちません。
そこで筆者は、作る手間と材料費を減らすため、夕食を“あえて”多めに作ります。
次の日食べる分は先に取り分けておき、翌日のお昼はそれで乗り切る。
カレーならドリアのようにしたり、唐揚げやハンバーグを丼ぶりにしたり、少しアレンジすればまったく同じメニューも回避できます。
【食費対策2】子どもに作ってもらう
わが家は子どもが3人いますが、上2人は小学生。
筆者がすべてイチから用意するのではなく、できることはやってもらうスタンスです。
学校の給食で配膳をしていることと同じように、後片付けや盛りつけもできることはセルフで。
とりあえずごはんを炊いておけばおにぎりも作れますし、パンも自分で焼けるように教えています。
自分でも作れるお茶漬けやレトルトカレーを用意しておけば、それほど食費もかさみませんし、子どもたちからの「お昼ごはんまだ?」コールも回避できます。
【食費対策3】業務スーパーの食材に頼る
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≪執筆者撮影≫
夏休みになると、食料品が減るスピードが倍速に…。
気がついた時には、冷蔵庫がすっからかんなんてことも珍しくありません。
食べるものがなくなって惣菜や外食に走ることがないよう、あらかじめ業務スーパーでコスパのいい食材を買っておきます。
夏になると、1kgの焼きそばや大容量の冷凍たこ焼きはストック必須。
コストを下げつつ調理も簡単なものを買っておくと、節約しつつ手間抜きできます。
【食費対策4】ふるさと納税を活用
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≪執筆者撮影≫
夏こそ活用すべきなのが、ふるさと納税! 筆者はすでに、5品ほど申し込みました。
配送時期が1か月以内の返礼品を選べば、今からでも夏休みに食費対策に間に合います。
4kgどっさり届く豚こま肉や2kgのえびに鶏ささみなど、ふだん使いしやすい大容量の返礼品がねらい目です。
ちなみに、宮崎家都城市の「国産豚肉切り落し 4kgセット(寄付金額1万1,000円)は、申し込みから1週間で届きました。
コスパが良く配送も早いのでおすすめです。
参照:ふるなび
【食費対策5】手作りおやつも楽しむ
夏休み中は食事だけでなく、おやつ代もかさみます。
もちろん市販のアイスやお菓子も買いますが、毎日となると出費がキツイです。
そこで、かき氷やパンケーキなどの手づくりおやつを楽しむ日も取り入れることにしました。
かき氷はシロップと練乳代くらいしかかからないので、コスパ最高です。
夏休みは食費予算も上乗せ
毎日1食分の食事が増えるとなれば、今まで通りの予算にはおさまりません。
そこで筆者は、夏休み期間中の食費は1~2万円ほど追加しています。
無理のない予算を設定しておけば、「うっかり食費を使いすぎた」なんてことにもなりません。
約1か月ほど続く夏休み、楽しみながらも家計をしっかり守れるよう工夫や対策を練っておきましょう。