春風とともにやってきた物価高騰。
とくに食料品の値上げは品目が多く、食費への影響は小さいとは言えません。
しかし、考えてみればこれまで何度もやってきた値上げラッシュ。
今後もやりくりを続けていくために、筆者は家計管理を頑張るのをやめました。
今回は、5人家族で月2万円台の食費予算をキープしている筆者が実践している「ゆる家計簿」についてご紹介します。
※わが家の食費は、月2万円台(米・お菓子代は含まない)です
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家計簿はなくてもいい
家計簿をつけるのって、地味に手間がかかりませんか?
買い物へ行くたびに転記して、残しておく。
簡単なようですが、継続するとなると負担になります。
スマートフォンのアプリでも家計簿はつけられますが、いちいちスキャンするのもなんだか手間(笑)。
挑戦してはみたものの、ズボラ体質の筆者には合いませんでした。
細く長く続く「ゆる家計簿」のコツ
筆者のモットーは、とにかく手間と時間をかけないこと。
食費が予算内におさまればいいので、細かいことは気にしません。
1. ニトリの引き出しをレシートの一時入れに
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買い物を終えたら、まずレシートを引き出しにしまいます。
大事なのは、財布に入れっぱなしにしないこと!
レシートが入りっぱなしだと財布がメタボ化しますし、レシートでお金が埋もれて残金の把握がしづらいです。
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3つの引き出しを、「食費」「その他(家計)」「仕事用」に分けて、とりあえず一時保管しておく。
これだけでも、レシートが散らかったり行方不明になったりすることはありません。
2. 手帳を家計簿の代わりに
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家計簿が続かなかった筆者が始めたのが、手帳に買い物の記録を残す方法。
毎年購入しているミスド福袋特典のスケジュールンが、私にとっては家計簿の代わりです。
手帳の最後のページを家計簿として使い、買い物記録を書き込みます。
日付、店、金額、残り予算しか書かない
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記載する内容は、かなりシンプル。
「日付・店・金額・残金」この4つしか書きません。
家計簿と言っていいのかグレーなくらい簡単ですが、いろいろな家計簿のつけ方を試してみた結果、これが自分にいちばん合っているやり方でした。
家計簿をつけた後に見返すことが少ない筆者は、いつ・何を買ったかを残しておいてもあまり意味がないなと感じたんです。
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基本的には買い物から帰ったら、レシートを入れる前に書くようにしています。
ただ、時間がない時は次回分まとめてもOK!
半月に1回は必ず書く、くらいのゆるさで続けています。
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ちなみに。、2024年4月は半分経過した時点で、残りの食費予算が「14,119円(税込)」。
4月12日に業務スーパーでしっかりと買い出ししたばかりなので、今月も予算内におさまりそうです。
3. ふるさと納税の記録は残しておく
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わが家の家計が成り立っているのは、ふるさと納税のおかげです。
夫・私どちらも限度額も、すべて食材の返礼品に寄付をして、家計の足ししています。
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そのため、ふるさと納税が届いた記録は忘れずに家計簿へ。
いつ・何が届いたのか把握できると、次回申し込む時にも参考になります
ゆるゆる家計簿でも十分だった
あくまでも筆者の場合ですが、簡単でゆるゆるな家計簿を始めてからは、ラクに家計管理ができるようになりました。
「節約頑張らなきゃ!」と意気込み、細かい家計簿をつけていた頃のストレスがなくなり、余計な買い物も減。
家族が増えても、食費予算を超えることはほぼありません。
家計簿が続かない、食費がうまく抑えられない方は、家計簿のつけ方を変えてみるのもひとつです。