株式会社ナツメ社は、7月16日に新刊『けなげ!? せつない!? ちょっと意外な毒のある生きもの』を発売しました。
本書は、毒を持つ生きものたちのユーモラスで意外な一面を紹介する内容となっています。
本書では、水槽に入れると自分の毒で死んでしまうハコフグや、毒の使い道が特にないドクウツボ、攻撃があまり怖くない毒ヘビのヒャンとハイ、世界最大のダイオウサソリ、必殺技を出すと毛が抜けるルブロンオオツチグモなど、個性豊かな毒のある生きものたちが登場します。
これらの生きものたちは、イラストややさしい文章、楽しい4コママンガ、ゆかいな川柳を通じて紹介されており、読者に親しみやすい形で提供されています。
さらに、本書には毒の種類と効果、人間には無害な毒、薬になる毒などの役立つコラムも充実しています。
特に、世界中のハチにわざと刺されたり、ヒアリに自分をかませたりして痛さを測ったイグ・ノーベル賞生物学者のシュミット博士の話など、興味深いエピソードも多数掲載されています。
監修を務めたのは、東京水産大学（現 東京海洋大学）卒業後、国立科学博物館で哺乳類の分類学・生態学を学び、上野動物園の動物解説員を経て「ねこの博物館」（静岡県伊東市）の館長を務める今泉忠明氏です。今泉氏は多くの著書を持ち、動物に関する豊富な知識と経験を持つ専門家です。
本書は、四六判160ページのオールカラーで、定価は1,100円（税込）です。
毒のある生きものたちの魅力を存分に楽しめる一冊となっています。興味のある方は、ぜひ手に取ってみてください。
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