株式会社ニッセンが実施した「この夏のお出かけ予定」に関する調査で、夏のお出かけ予定が昨年と同程度か減少傾向にあることが明らかになりました。
この結果は、お盆休みが最大9連休となり休日が増える今年の夏にもかかわらず、消費者の節約志向や猛暑の影響が強く表れていることを示しています。
調査によると、今年の夏にお出かけする予定のある人は約45%で、「出かける予定がない」30%を上回りました。
しかし、お出かけする機会については、「昨年と同じ」が45%と最も多く、「増える派」が約14%、「減る派」が24%となりました。
お出かけが減る要因の1位は「節約のため」(49%)で、2位は「出かける気分と気候ではない」(46%)でした。
円安や物価高の家計への影響から節約志向が高まっていることと、昨年に匹敵する「暑い夏」になる可能性が、お出かけ意欲を下げていると推察されます。
猛暑対策としては、「水分補給やこまめな休憩」が75%と圧倒的1位を占め、半数以上の人が「暑さ対策グッズ・服を活用する」と回答しました。
この調査結果を受け、ニッセンでは接触冷感や紫外線対策など、機能性とデザイン性を両立させた夏用アパレル商品を多数展開しています。
例えば、水陸両用素材を使用したラッシュガード商品は、レジャーだけでなく日常的な暑さ対策としても活用できる商品として注目を集めています。
今後の夏のレジャー市場や消費動向に、この調査結果がどのような影響を与えるか注目されます。
