CCCMKホールディングスと三井住友カードは、東京都が提供する「東京都公式アプリ」で貯まる「東京ポイント」を、2025年10月20日(月)より「Vポイント」へ交換できる新サービスを開始すると発表しました。この提携により、都民が社会貢献活動を通じて得たポイントを、国内外の幅広い店舗で利用できるようになり、利便性が大幅に向上します。
利用シーンが国内外へ拡大するポイント交換サービス
2025年10月20日(月)から開始される本サービスでは、「東京ポイント」100ポイントを「Vポイント」100ポイントとして、100ポイント単位で交換できます。交換手続きは「東京都公式アプリ」から行い、申請後すぐにVポイントが付与されるため、タイムラグなく利用を開始できるのが特徴です。
交換したVポイントの利用方法は多岐にわたります。まず、全国約16万店舗に及ぶVポイント提携先では、モバイルVカードやVポイントが貯まるカードを提示することで、1ポイント=1円分として支払いに充当できます。
さらに、「VポイントPayアプリ」にチャージすれば、利用範囲は世界へと広がります。世界のVisa加盟店約1億店舗でのオンラインショッピングや、Visaのタッチ決済に対応する実店舗での支払いが可能となり、日常の買い物から海外旅行まで、様々なシーンで活用可能です。
社会貢献を身近に、ポイント活用でソーシャルインパクト創出へ
「東京ポイント」は、東京都などが推進する健康増進活動や環境配慮行動といった、社会的意義のある活動へ参加した都民に対して付与される、東京都独自のポイント制度です。これまで用途が限られていたこのポイントが、国内最大級の共通ポイントであるVポイントと連携することで、その価値と利便性が飛躍的に高まります。
両社は、今回の取り組みが、都民の社会貢献活動への参加意欲を刺激し、より大きなソーシャルインパクトを生み出すきっかけになることを期待しています。ポイントという身近なインセンティブを通じて、都民一人ひとりの行動変容を促し、持続可能な社会の実現に貢献する狙いです。
「東京都公式アプリ」自体も、デジタルの力で都民と行政の距離を縮め、スマートフォン一つで様々な行政サービスにアクセスできる環境を目指して開発されたものです。今回のポイント交換機能の追加は、その利便性をさらに高める一環と位置づけられています。
簡単な4ステップでポイント交換が可能
ポイントの交換手順はシンプルで、アプリ内で完結するように設計されています。

「東京都公式アプリ」のホーム画面にある「ポイント交換」をタップ
交換先の一覧から「Vポイント」を選択し、交換したいポイント数を入力後、「交換する」をタップ
自動的にVポイントサイトへ遷移するため、自身のIDでログイン
ログイン後、アプリの交換画面に戻り、「同意して交換する」をタップすれば手続きは完了
この手軽さも、都民が気軽にポイントを活用し、社会貢献活動への参加を継続する上で重要な要素となりそうです。