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これからの夫婦は、共働きを前提として暮らしを組み立てる!

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 連休が終わりました。

 天気が良かったり、悪かったり。暑かったり、肌寒かったり、でしたが、ちゃんと楽しめましたか?

 楽しむときには、いい加減に楽しんじゃいけませんね。ちゃんと、そのつもりで、気合いを入れて楽しまなくちゃあ。

 私は休日に仕事が入ることが多いため、特に平常と変わりありませんでしたが、先般ドコモスマホから変更したauのiPhoneに振り回された連休でした。・・・・突然ふわっと消えた「アドレス帳」を、あっちこっち探し回る旅をしました。家の中で・・・。

 おかげで、いい行楽になりました。これでいままでより少し、「スマホ」に詳しくなった気がします。・・・ただ、小さい画面を見過ぎて、視力が2~3割方落ちたかもしれません・・・かわりにこれからは「心の視力」を磨いていきましょうかね。。。。真理がよく見えるように。

 さて、昔は「ひとり口は食えぬがふたり口は食える」てなことが言われ、独身よりも結婚したほうが経済的には得策だとされていましたが、最近では、家族を持つことを「リスク」と考える人が増えてきているようにも思えます。

 生涯未婚率が男性が2割、女性が1割を突破したことも、単に「いい出会いがない」ということだけではなさそうです。

 先日公表された内閣府の男女共同参画に関する調査によると、「仕事をして稼ぐ」ことに対する、男女の意識の違いが浮き彫りになっています。

「妻にはできるだけ稼いでもらいたい」という男性は18.3%、つまり2割弱ですが、「結婚したらできるだけ稼ぎたい」という女性は46.9%、半数近くにのぼります。

「できるだけ」という表現があるかないかによっても、結果は大きく違ってこようかと思いますが、現在、そしてこれからの経済情勢や雇用環境、世代間の人口差などを考えると、家庭における昔ながらの男女の役割分担意識からは、そろそろ卒業したほうがいいでしょう。

 まずは「ともに働き続けてともに収入を得る」ことを前提に据えて、そこから家庭内での夫婦の役割を具体的に発想していく。

 もちろん、労働環境はまだまだ女性に対して不利です。
 妊娠、出産する女性に対して冷たい会社も現実にはたくさんあります。

 しかし、お客様と接していて実感するのは、働くことに大きな価値を見い出している女性が増えてきていることは確かだろうと思います。

「稼ぎ」のためだけではなく、社会とつながりを持つために。

「育児休業期間に思いました。自分はやっぱり働いていたい」という女性に、これまで何人もお会いしました。

 夫1人が年収1,000万円を稼ぐかどうかは、一生懸命働くということ以上に、どの会社に入ったかによって決まります。
 おそらく、実力や能力以上に、運です。
 それは、これまでいろんな会社に勤めている方との面談を経験した上での確信です。

 1人で1,000万円稼ぐのは難しくても、夫婦そろって世帯で1,000万円稼ぐのは、そう難しいことではありません。

「共働きが当然の社会」がすぐ近くまできていますよ。

《中村 宏》
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中村 宏

中村 宏

株式会社 ワーク・ワークス 代表取締役社長 山口県生まれ。大阪市立大学経済学部卒業後、 株式会社ベネッセコーポレーションに勤務。2003年にファイナンシャルプランナーとして独立し、 FPオフィス ワーク・ワークス を設立。「お客様の『お金の心配』を解消し、自信と希望にかえる!」をモットーに、個人相談、セミナー講師、雑誌取材、執筆・寄稿等を行っています。 個人相談件数は1,000件超。 無料のメールマガジン『生活マネー ミニ講座』(平日毎日)配信中。 登録はこちら → http://www.mag2.com/m/0000113875.html ・ファイナンシャル・プランナー(CFP(R)) ・住宅ローンアドバイザー 寄稿者にメッセージを送る

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