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預金からリスク性商品への流れ

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前回の日記で日本人の多くは貯蓄と投機しか知らない

というお話しをさせていただきました。

しかし、日銀の資金循環統計によると、個人金融資産1480兆円のうち、

株式、投資信託、外貨建資産を加えたリスク性資産の割合は

12.7%(2011年:3月時点)と過去最高になっています。

一方で定期性預金は毎月う1-2兆円のペースで減少が続いています。

デフレ経済による超低金利の影響もありましたが、「貯蓄から投資」へ

移行していかなければならない必要性は徐々に国民へ広がっているようです。

しかしながら一方で、このリスク性資産の割合は、

5年前の2006年3月時点でも12.6%と現在と変わらない数値でした。

まだまだ一部の人間にしか浸透していない高止まり状態ともとれます。

「貯蓄から投資への移行」には3つの特徴がります。

1.ローリスク資産からハイリスク資産へのシフト、

2.国内資産から国際分散投資へのシフト、

3.オルタナティブなど新しい金融商品へのシフト

です。

最近では、消費者物価指数に連動する「個人向け国債」、変額保険、

毎月配当型投資信託などが人気化しています。

また、ネット証券会社の取引口座開設数が拡大し、国際分散投資として、

外貨建債券、外貨預金、エマージング株式、FX(為替証拠金取引)

なども人気化しています。

しかし、心配なのは十分な経験や知識がないまま、

中国株式や豪ドル債券に投資して十分なリスク管理ができるのでしょうか。

そこでこれからは、私たちのようなファイナンシャルアドバイザーの能力が

問われる時代がやってきているということは間違いないと思っています。

お客様のご相談に的確なアドバイスと商品、そしてプランニングを提供できるよう

日々邁進いたしますので、これからも本ブログの応援よろしくお願い申し上げます。

《大竹 誠》
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大竹 誠

大竹 誠

香港IFA 私は香港が英国から中国へ返還15周年をした7/1より香港でファイナンシャルアドバイザーという仕事をしております。以前は日本で行っていたのですが、物足りず、とうとう香港まで飛び出してしまいました。ファイナンシャルアドバイザーとはようするにお客様への投資に関するアドバイスをさせていただいております。 寄稿者にメッセージを送る

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