※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

生命保険の見直しポイントは「必要な保障に優先順位をつける」

コラム コラム

  前回生命保険の見直しが「痛みを伴わない節約」になるとお伝えしました。では、その見直しのポイントをお伝えします。

  まず第1に自分に必要な保障は何なのか?を考えた上で必要な保障に優先順位をつけるということです。

  ちなみに自分に必要な保障とは、自分自身に死亡、入院、介護ということが起こったときに、自分や家族がお金に困るかどうか?ということです。つまり、そういったときにお金の心配のない方は、保険に入る必要はないということです。(ただし、相続などの観点から必要なケースはあります)

  では考えてみましょう。

  例えばあなたが今亡くなった場合、お金に困る人はいますか?それは一般的には専業主婦や小さいお子さんのいるお父さんなどは、そこにあてはまるでしょう。そんな方にはそれなりの死亡保障が必要でしょうから、おそらく優先順位が高いと思われます。

  しかし、独身の方やお子さんのいない主婦、またお子さんがいても夫婦の両親が同居や近くにいる場合も高額の死亡保障は必要ないでしょうね。その場合は優先順位が低かったり、必要ないかもしれません。つまりその方の立場により必要な保障の優先順位が違うので、お金のかけ方が違ってくるわけです。

  さてどうでしょう?

  この時点でご自身でお入りになられている生命保険が、あなたが必要としている優先順位通りの保障内容になっているでしょうか?もしあなたがこの時点で気がつくとしたら、小さいお子さんがいるお父さん以外の立場の方が必要以上に高額な死亡保障に入っているというところでしょうか。僕がこれまで見てきたケースで多いのは、このパターンですね。

  こんなふうにちょっと考えてみることで、あれ?おかしいな という疑問が出てきますし、実際に見直しすることで節約につながることがあるわけです。これらはほんの一例ですが、次回ももう少しこの保険の見直しについてお届けしますね。最後までお読みいただきましてありがとうございました。

《藤井 伸喜》
この記事は役に立ちましたか?
+0

関連タグ

藤井 伸喜

藤井 伸喜

株式会社 Jリスクマネージメント 新潟中央支社 新潟支部長 信金、証券、保険の業界での22年間の経験を活かし、地域のみなさんの役に立ちたいといった想いを持ちながら日々仕事に取り組んでいます。さて、その中で僕が力を入れて取り組んでいる活動は地元新潟を中心に、大人も子どもも「正しいお金の知識」や「お金を賢く使うため知恵」を学ぶことの出来る環境を整えることです。なぜそれが必要かといいますと、日本人がこれから本格的に来る、グローバル社会の中で生き残るため、つまり自立型人間となるために必要な要素だと思うからです。 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集