8月24日のドル円レートの動きは、リーマンショックを彷彿とさせるものでした。

どれだけ激しい動きだったのか、視覚でとらえてみましょう。


≪ドル円日足チャート≫

チャート中央の紫色の囲みは、7月のチャイナショックのときのローソク足です。約122.5円から120.5円まで円急騰しました。

今回のレートの動きは画像右側、オレンジ色で囲んだ部分です。8月21日(金)は約123.5円から122円前後まで円高が進行し、週明けの24(月)がブラックマンデー。

オレンジの囲みの部分を1時間足チャートで拡大して見てみます。


≪ドル円1時間足チャート≫

こちらがドル円1時間足チャート。オレンジ色で囲んだ部分が、恐怖の “バンジージャンプ” です。夜の10時頃だったと記憶しています。

約122円だったドル円相場は急騰、一時期116円を切る勢いでした。リアルタイムでチャートを見ていた人は、「恐い」と思ったみたいです。ツイッターでは大騒ぎになっていました。

パニック相場中、10秒くらい考えてみた

こうなると、市場はパニックです。売りが売りを呼ぶ、ってやつです。

そんなときに、こんな風に考えてみました。

「このドル円相場に歯向かえないのか」と。

少額資金投資がモットーの一個人投資家が為替市場を動かすことなんか、もちろんできません。でも、市場がパニックになっているときこそチャンスなのではないかと考えたのです。

というのも、中国発の世界同時株安と円急騰は不安先行によるものです。確かに中国経済の先行きが不透明で、もしかしたら市場の想像を超えて景気が悪い可能性があります。

でも、アメリカが景気回復と利上げに向かっていること、日本の異次元金融緩和、この二つのシナリオはまだまだ継続中です。

116円までドル円相場は急騰したものの、いずれ124~125円台へ回復するのではないかと思ったんです。

だから、ドルを買って、今の相場に歯向かおうというわけです。

急騰したドル円チャートを見ながら、10秒くらいそんなことを考えました。

円急騰だけど、400ドル買って歯向かってみた

というわけで、ドル円相場の流れに逆行し、歯向かうことに決めました。(専門用語で、逆張り、とも言う)

ドル円レートが自律反発しようとしていたのは、24日の夜10時半過ぎでしょうか。

今後の中長期的レート予想をふまえ、2回に分けて合計400ドルを買ってみました。

世界の基軸通貨、米ドル。そのドル相場において400ドルはなんてちっぽけなんでしょう。でも、非力ながら歯向かってみました。

どうやって400ドル分購入したかというと、手軽に為替売買ができるFXを利用しました。今回利用したFX会社は、SBIグループのSBI FXトレードです。

SBIFXトレード⇒SBIFXトレード

取引画面はこんな感じです。画面右上の口座状況を拡大してみます。

ホントに400ドル買って、ドル円相場に歯向かっています。何時に米ドルを買ったのかは、「建玉照会」を見ればすぐに分かります。

8月24日、23時03分33秒に118.0028円で200ドル、23時31分58秒に118.7161円で200ドル、合計400ドル購入しました。購入平均単価は、118.3594円です。

ご存知だと思いますが、FX取引は最大25倍レバレッジをかけて取引できます。そのレバレッジのおかげで、今回の400ドル取引に必要な資金は約1900円でした。

約1900円で400ドル(レート120円で計算して約48,000円分の米ドル)を運用していることになります。

その後のドル円相場はどうなった?

8月24日の夜にドルを買い、その後ドル円相場はどうなったでしょうか。

この記事を執筆しているのは8月27日。執筆時点のドル円レートは、約120.3円。保有している米ドル損益は…

…合計+709.14円です。400ドルを3日ほど保有して、今のところ+700円ちょっと。

円急騰に歯向かってしまいましたが、今後どうなるでしょうか。再び円安に向かうのか、それともドル円相場に歯向かった “おしおき” が待っているのか。

経過報告は、また次回に。(たかが400ドルの運用ですが、不安です…)(執筆者:堀 聖人)