水道光熱費の節約をしたくても、お風呂に入らないわけにはいきませんよね。1~2人暮らしの場合は浴槽にお湯をためるよりもシャワーで済ませた方が安上がりになることが多いです。
ただ、シャワーの使い方によってはガス代・水道代がかさんでしまいます。ちょっとしたコツを実践することにより、シャワーにかかるガス代と水道代をもっと節約することができますよ。
目次
時間あたりのガス代・水道代を節約する
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ガス代・水道代を節約するには、時間あたりの節約が必要です。同じ使用時間でも、ガス代・水道代を節約する方法があります。
お湯の設定温度は低めにする
お湯の温度設定を1度下げるだけでも、1分あたり0.2円程度の節約になります。10分間シャワーを使用するとしたら2円の節約です。もし、43度から40度の設定に変えることができれば3度下げることになりますから、1か月間で180円の節約になります。
節水シャワーヘッドを使う
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シャワーヘッドを節水タイプのものに替えることで、水道代はもちろん、ガス代の節約にもなります。使用する水の量が減った分、使用するガスも減るからです。
節水タイプのシャワーヘッドを使うことにより水道代とガス代が上手くいけば30%ほどカットできるとも言われています。我が家でも導入していますよ。
⇒節水シャワーヘッドって本当に効果あるの? 実際に試してみました
シャワーの時間自体を短縮する
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シャワー時間自体を短縮することによる節約も重要です。効率よく体を洗うことと、冬は寒さ対策をしておくことが重要になります。
冬は体を温めておく
冬は寒いのでついシャワーの時間が長くなりがちですよね。何分も余計にシャワーを使うぐらいなら暖房を使って脱衣所を暖めておいた方がいい場合もあります。ただ、さらに節約したいという場合は、原始的な方法で体を温めておくことをおすすめします。
お風呂に入る前に近所を散歩orジョギングするとか、筋トレをするなどして体を温めるんです。汗をかいてもシャワーで流せばいいので、健康管理やダイエットの一環としてもおすすめの方法です。
シャワーを出しっぱなしにしない
基本中の基本ですが、体や髪を洗っているあいだはシャワーをとめておく、ということも大切です。面倒な場合は、髪の毛と体を一気に洗うのもおすすめです。先に体を洗い、そのまま髪の毛も洗います。そして一気に流せばシャワー時間を短縮できます。
髪の毛を梳かしておく
髪が長い人は、お風呂に入る前に髪を梳かしておきましょう。ブラッシングすることにより髪の毛の絡まりをなくし、髪の毛についたホコリも落とすことができます。ホコリを落としておけばシャンプーの時間が短縮できます。
シャンプー・ボディソープの使用頻度を下げる
肌が弱かったり面倒だったりして、お湯だけで体や髪を洗う日を作る人もいます。肌か髪のためにもソープ類は毎日使わない方がいいとも言われていますよね。ソープ類を使わずお湯だけで洗う日を週に数回作ると時短になり、さらにはシャンプー等も節約できますよ。
まとめ
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シャワーにかかる水道光熱費を節約する方法は、ちょっとした節約を積み重ねていかなければなりません。節約できるのはそこまで大きな金額ではないものの、チリも積もればバカにできない金額になりますよね。
特に、「少しでも節約したい」という人は、些細なことに思えるかもしれませんが、こまごまとした節約を積み重ねていくと大きな節約につながりますよ。(執筆者:吉見 夏実)