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空室をセルフリフォームでイメージチェンジ【大家さん体験記】

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空室をセルフリフォームでイメージチェンジ【大家さん体験記】

不動産繁忙期を終えて

4月に入り入居・退去も落ち着いてきました。

すでに不動産投資を始められている皆さんの繁忙期はいかがでしたか?

私が所有する物件では、繁忙期を前に5部屋の入居者様から退去の連絡が入りました。

それまでは幸いにして全ての物件が満室でしたが、一挙に5部屋の空室が発生する大ピンチに。

そのうち3部屋は契約に至りましたが、2部屋は申込みをいただくことができておらず、今月末には新たに1部屋が退去予定となっています。

残念ながら、繁忙期は期待したような結果が得られませんでした。

しかし、繁忙期にご入居いただけなかった部屋を、ただ指をくわえて見ているわけにもいきません。

繁忙期に決まらなかったということは、放っておけば長期空室になってしまう可能性もあるからです


そこで、空室の1部屋を利用して、セルフリフォームを行うことにしました。

築32年の2DK、44.21㎡のお部屋です。

玄関を開けるとキッチンがあって、その奥に和室を洋室にリフォームした部屋と、現在も和室のままの部屋があります。

和室をイメージチェンジ!

今回はオーソドックスで何の変哲もない和室のリフォームに取り組んでみることにしました。

ビフォーの状態はこんな感じです。


白っぽい汎用のクロスが張られた壁に、これまた何の変哲もない白いふすま。自分が内覧をする側だったら、この部屋が印象に残るかと言われると、答えは「NO」です。

まずは、内覧に来ていただいたお客様に、少しでも印象を与えられるお部屋を目指すことにしました。

鴨居の下の面の施工が完了しました。こんな感じです。


どうですか? ここだけでも、印象は随分違ってくるものですよね。

自分でも想像以上の変化にビックリです。

残るは鴨居の上だけなので、一気にやってしまいましょう。

畳の床も一見フローリングに!

クロス張の次は床のイメージチェンジです。

今回のセルフリフォームでは、畳の床をフローリング風にしてみます。

いままで使用したことがなかった、フローリングカーペットを試してみることにしました。

6畳用で1万5,000円程度ですが、なかなかの質感です。

仕上がりはこんな感じです。どうでしょう、フローリングに見えますか?


ふすまは材質がクロス張りに適していなかったので、今回はふすまへの施工は断念しました。

ふすまにもクロスが張れていたら、だいぶ印象は違っていたと思うので、ちょっと残念です。

今回のセルフリフォームで掛かった費用は、クロスに約1万円、フローリングカーペットに1万5,900円。その他、糊や足りない道具を購入しましたが、3万円以内で収まりました。

これで内覧にいらしたお客様に少しでも印象付けられるのではないかと期待しています。

大家業というのは、日々試行錯誤の連続のように感じます。「これぞ!」と思いついたことは実行してみることを、皆さんにもお勧めします。(執筆者:内田 陽一)
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《内田 陽一》
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内田 陽一

内田 陽一

株式会社aoie代表取締役、合同会社パッサージュ代表、ランドリーム草加八幡町店およびシェローバイクパーク草加産業道路オーナー、ホームインスペクター(住宅診断士) 2014年まで外資系通信機器会社にて通信用集積回路の開発に従事。退職後、それまで兼業で行っていた不動産賃貸業を本業に。5棟41室、北関東を中心に高利回りの物件の賃貸経営に携わる。空店舗を活用したランドリーム草加八幡町店・シェローバイクパーク草加産業道路の経営にも携わる。2018年よりまちづくり会社、株式会社aoieの代表取締役を務める。2018年4月、第1号案件となる「キッチンスタジオ アオイエ」がオープン予定。 寄稿者にメッセージを送る

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