小銭貯金

財布の中に小銭があまったら、それを家の貯金箱などに貯めていく「小銭貯金」。

簡単に始められ、小銭が貯まっていく達成感もあるので、やってみたことのある方も多いのではないでしょうか。

小銭貯金の落とし穴

小銭貯金には、

「貯まった小銭を両替したり入金したりする手間がかかる」

というデメリットがあります。

筆者も以前、貯めこんだ大量の小銭を銀行へ持ち込んだことがありますが、小銭は重たく運ぶのが大変で、結局めんどうになりその後は小銭貯金を止めてしまいました

また最近では、どこでもクレジットカードが利用でき、電子マネーも普及したため、そもそも現金そのものを使う機会も減っています

そこで、これらのデメリットを改善できる最新のアプリを使って、「ハイテク小銭貯金」を始めてみるのはいかがでしょうか。無料で使えるサービスを2つご紹介します!

汎用性の高い貯金アプリ「finbee」


≪画像元:finbee

finbeeは日本初の銀行口座と連動した自動貯金サービスです。finbeeで「貯金ルール」を設定すると、自動的にルールに沿って貯金をしてくれます。

選べる貯金ルール

・つみたて貯金… 「毎日100円」などのように、自分で設定した金額を定期的に貯金用口座に貯める

・おつり貯金… デビットカードを使ったときのおつりを貯金する(例:1,000円単位で支払う設定にすると、カードで650円使ったら350円自動で貯金される)

・歩数貯金… 「5,000歩歩いたら500円貯金」などのルールが設定できる

・空き枠貯金… 毎月のカードの利用上限額を決め、上限額から余った金額を貯金する

・チェックイン貯金… 「ジムに行ったら100円貯金」など、特定の場所に行ったら貯金する

「歩数貯金」や「チェックイン貯金」はユニークですね!

「歩数貯金」は、歩いた場合はもちろん、「歩かなかった場合に〇円貯金」という設定もできるので、毎日散歩をしている方や、運動を続けたいという方の動機づけにも使えそうです。

利用条件

finbeeの利用にあたっては、住信SBIネット銀行の口座開設が必要です。

「おつり貯金」と「空き枠貯金」の利用は、住信SBIネット銀行が発行するVisaデビッドカードのみです。

Zaimとの連携


≪画像元:Zaim

オンライン家計簿のZaimとfinbeeを連携させることによって、Zaimに入力した支出に対し、

・ 100円
・ 500円
・ 1,000円

のいずれかを選択して、支払った場合のおつりが貯金できる「Zaimおつり貯金」が可能になるなど、利用の幅も広がります。

家族やカップルなど、複数の人と一緒に貯金ができる「シェア貯金」というサービスもあります。結婚資金を貯めるときなどに活用できそうですね。

いつものクレジットカードでおつり貯金ができる「しらたま」


finbeeは「貯金ルール」も複数あり使い勝手が良いのですが、「おつり貯金」をしたいときにSBIのデビットカードしか自動でカウントされません

他のカードを使ったときは、家計簿アプリZaimに利用した金額を手入力する必要があるのがネックでした。

2017年9月19日にリリースされたばかりのアプリ「しらたま」では、家計簿アプリ「マネーフォワード」に登録したカードの利用明細からおつりを算出し、自動で貯金用口座に貯めてくれます。

「500円単位で払う」という設定にして、クレジットカードで450円分の買い物をすると、50円が自動で貯金される

ということです。

自分が普段使っているクレジットカードで、自動的におつりを貯められるのはうれしいですね。

なお「しらたま」でも、毎日定額を貯金する「つみたて貯金」が設定できますよ。

利用条件

こちらも住信SBIネット銀行の口座開設が必要です。

また「おつり貯金」を行う場合は、マネーフォワードへクレジットカード情報を登録する必要があります。

現在はiOSアプリのみですが、Androidアプリの開発も予定されているそうです。

設定した貯金箱の目標金額に達すると、アプリ上で「貯金箱を割る」ことができます。まさに「アナログな小銭貯金をデジタル化したい」と考えている方にピッタリですね。

アプリを活用して「ハイテク小銭貯金」を始めよう!

finbeeは2016年12月から、しらたまは2017年9月から始まった、まだ新しいサービスです。

定期預金や自動引き落とし設定をしておくのとは違い、アプリで簡単に貯金額をチェックでき、アプリのかわいいデザインやイベントを楽しめるので、貯金へのモチベーションも維持できそうです。

小銭貯金の良さは、1回の金額が小さく意識し過ぎずに済むため、「気づいたら貯まっている」という喜びを味わえることです。

昔、小銭貯金を貯金箱でやっていたことがある方は、「ハイテク小銭貯金」を試してみてはいかがでしょうか。(執筆者:青海 光)