紅葉シーズンもあとわずか。
11月も下旬となり、師走の足音が聞こえてくる時期となりました。12月になると大掃除が待ち受けています。
そして、大掃除と同時に済ませてしまいたいのが、カーペットや布団、毛布などの大物の洗濯ではないでしょうか。
そこで活躍するのがコインランドリー。
今回は、年の瀬の洗濯にも役立つ、コインランドリーの便利な活用法をご教授しましょう。
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目次
1枚のバスタオルで乾燥時間短縮
これを知っている人は、コインランドリー上級者でしょう。
濡れた洗濯物と一緒に乾いたバスタオルを1枚、乾燥機に投入し乾燥スタート。
そうすると、なんと乾燥時間を短縮することができてしまいます。
たくさん入れると乾燥に時間が掛かるのでは? 多くの人は、そう思うはずです。
ところが、洗濯物と一緒に投入された乾燥したバスタオルは、つぎのような働きをします。
・ バスタオルを投入することで、乾燥機が発する熱風をより広い範囲で受けられる
これら2つの作用が相まって、乾燥時間の短縮につながるというわけです。
3割程度の時短が期待できる、バスタオルを利用した乾燥術。ぜひ一度、試してみてください。
洗濯物がティッシュまみれ… そんなときもコインランドリーへ
こうして付いてしまった紙屑を完全に取りきることは、難しいものです。
そんなときには、コインランドリーを思い出すようにしてください。
紙屑まみれの洗濯物を濡れたまま乾燥機に投入、乾燥させてみましょう。
乾燥機の熱風によって、付着していた紙屑を簡単に払い落とすことができます。
洗濯物から離れた紙屑はフィルターに吸着されるため、再び洗濯物に付着する心配もありません。
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まとめ洗いでより経済的にお洗濯
ご存じのとおり、巨大とも言えるコインランドリーの洗濯機・乾燥機。
これらの機材を容量いっぱいまで活用することが、コインランドリーをお得に利用する最大のポイントです。
その効果は、家庭で洗濯するのが難しい羽毛布団や毛布、カーペットなど、大物洗いにおいて顕著に現れます。
1,000円前後で利用できるコインランドリーの大型洗濯機では、5~6枚の毛布を洗うことができます。
洗濯した毛布は、30kgの大型乾燥機2台を30分利用すれば、乾燥させることができるでしょう。
乾燥機の料金は1,000円程度(400~500円 × 2台)なので、合計2,000円で6枚の毛布をいちどに洗濯することができます。
6枚の毛布をクリーニングに出すと、6,000~9,000円ほどの費用が掛かることを考えると、コインランドリーでのまとめ洗いはとても経済的です。
つぎの表は、コインランドリーの利用料金を毛布の数量ごとに表したものです。
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たくさんの毛布を洗うと、1枚当たりの単価が低く抑えられることを、お分かりいただけるのではないかと思います。(執筆者:内田 陽一)