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古本はどこで売る?

もう読まなくなってしまった本は、捨てるよりも買取業者に引き取ってもらったほうがちょっとしたお小遣い稼ぎになりますよね。
以前は、古本屋や宅配買取業者に依頼するのが一般的でしたが、今はメルカリなどのフリマアプリを利用したほうが高く売れます。
今回は筆者の体験談をもとに、どれだけ高く売れたのかをご紹介します。
35冊売って計104円にしかならなかった古本買取
先日、筆者は35冊もの本を処分しました。
1冊ずつメルカリに出品するのが面倒だったので、つい楽をしようと思って宅配の古本買取業者に依頼し、まとめて買い取ってもらいました。
本を段ボールに詰め込んで発送し、数日後、査定結果メールが届きました。
と思ってメールを開いたのですが、なんと35冊のうち20冊は値段がつかず、残り15冊分で計104円という結果でした。
買い取ってもらった本は文庫本や単行本などさまざまでしたが、ここまで安い値段にしかならなかったことに愕然としました。

1冊で106円以上の利益が出たメルカリ
筆者自身、本を買うときはアマゾンを利用していたため、
と思っていました。
しかし、メルカリで検索してみると、意外と売れている様子。
そこで、新たに処分したかった20冊を1冊ずつ出品してみることにしました。メルカリの最低出品価格は300円です。
最低価格で出品して、手数料と配送料を引いてもかなりのお金が手元に残ります。
例えば、1冊300円で出品し、クリックポストで発送した場合、
こうして筆者は、メルカリ内での過去の取引金額を参考にして1冊ずつ出品しました。
その結果、20冊のうち10冊が1週間で売れ、計1,951円ものお金が手元に残りました。
古本買取と比べると、ものすごく高額ですよね。
メルカリ カウルでさくさく出品

メルカリで何冊も本を売るなら、姉妹アプリのメルカリ・カウルが使いやすくておすすめです。
メルカリ・カウルでは、本の裏に印刷されているバーコードを読み取るだけで出品ができます。
バーコードスキャンで他の人がいくらくらいで出品しているのかも簡単に検索できるため、価格設定がしやすいです。
また、メルカリ・カウルはメルカリと連動しており、メルカリ・カウルに出品すると同時にメルカリでも出品できます。
そのため、メルカリしか登録していないユーザーでも購入することが可能です。
本を売るときのおすすめ配送方法
できるだけ安い配送料で送りたい場合、よく利用されるのが普通郵便です。
しかし、本は薄い文庫本でも100gを超えてしまうものが多いため、普通郵便で送るとかえって送料が高くつく場合があります。
そこでおすすめの配送方法をランキング形式でご紹介します。
1位:クリックポスト(日本郵便)

Yahoo! JAPAN IDをお持ちの方には、とても便利なサービスです。
運賃は、Yahoo!ウォレット(クレジットカード払)によりお支払です。
で発送できます。
100g以上の本を送るなら、クリックポストを利用するのが一番安いです。
追跡サービスつきで配送状況を確認でき、普通郵便より使い勝手がいいです。
残念な点は、Yahoo! JAPAN ID、Yahoo!ウォレット、また宛名ラベルを自宅で印刷する必要があるためプリンターの3点がそろってないと使えないことです。
2位:ゆうゆうメルカリ便 ゆうパケット(日本郵便)


プリンターがない方はメルカリ便がおすすめです。
ゆうゆうメルカリ便のゆうパケットは、
の商品を発送できます。
送料は全国一律175円。メルカリ便は追跡と補償サービスがついており、万一のときも安心です。
3位:らくらくメルカリ便 ネコポス(ヤマト運輸)


の商品が送れます。
追跡、補償サービスつきですが、厚さがクリックポストやゆうパケットより0.5cm薄いので注意しましょう。
ゆうゆうメルカリ便対応の郵便局やローソンが近所になく、ヤマト営業所やファミリーマート、サークルK・サンクスなら近くにあるという方にぴったりです。
厚さ3cmを超える本の場合
厚さ3cmを超える本を発送したい場合は
・ らくらくメルカリ便の宅急便コンパクト(ヤマト運輸)
・ レターパックプラス(日本郵便)
がおすすめです。
らくらくメルカリ便の宅急便コンパクト

宅急便コンパクトは専用の箱を購入する必要がありますが、配送可能サイズ
全国一律445円(送料 380円+専用の箱65円)で配送できます。
レターパックプラス
価格は全国一律510円です。

追跡はもちろん対面配達(受領印必須)をしてくれるので、安心です。
郵便受けへお届けする「レターパックライト」は厚さ3cm以内なので、ご注意ください。
らくらくメルカリ便・ゆうゆうメルカリ便の違い

本を処分したいなら、古本屋や宅配の買取業者に依頼するよりメルカリがおすすめです。
出品や発送作業に慣れれば、スムーズにお小遣い稼ぎができます。(執筆者:垣内 結以)