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最後まで使ってほしい母心
100均に行くと、これも…これも…とおねだりされ、買ってしまう母も悪いてのですが、時には
と怒りたくなる子どもたちの使いかけ日用品ってありませんか?
「最後まで使う」というモノの大切さと共に、工夫次第ですてきなオリジナルグッズに生まれ変わることを伝えるチャンスです。
わが家で試したしメイク術を3つ紹介します。
ぜひ、子どもたちと一緒に、すてきなリメイク文房具やパステルカラーのはがきを作ってください。
1. 模様がかわいいマステボールペン

ボールペンにマスキングテープを貼るだけの、簡単なリメイクです。
マスキングテープを貼ることで、ボールペンがたくさんあっても誰のか一目瞭然、片付けを促すのにも便利です。
準備するもの
・ ボールペン(無地や無料配布でいただいたもの)
・ 使いかけのマスキングテープ
・ ハサミ

作り方
1. マステ(マスキングテープ)やボールペンを準備する
※ハサミがあると、マスキングテープがきれいにカットできます。
2. マステをボールペンに対して縦方向に巻きながら貼る
※ペン尻の部分は、横方向に巻いて貼る
3. マステをカットしながら全体に貼る
4. マステボールペンの完成
小3の娘がマスキングテープを横巻きにしたボールポンも、キラキラしたマステを巻いたボールペンもとてもかわいく仕上がったので、いろいろ試してみてください。
2. とっても簡単、手作りマイノート

筆者だけかもしれませんが、ノートを最後まで使わずに、ところどころに白いページが残ることが多いです。
そんなノートを蘇らせるには、「自分だけの手作りマイノート」がおすすめです。
準備するもの
・ 放置されたノート
・ A4用紙
・ ハサミ
・ マスキングテープやシールなど、使いかけのモノ

作り方
1. ノート、A4用紙、ハサミ、マスキングテープやシールなど、使いかけのものを準備する
2. ノートをきれいに破る
3. 破ったノートをすべてまとめて半分にし、A4用紙も半分に折り、A4用紙を下にしてノートの用紙を重ねる
4. 重ねた部分を内側に折り、ノートのようにしたら、表紙をホチキスで留める
5. ホチキスで留めた部分に好きなマステを貼る
6. 空いている部分にシールなどを貼ったら、完成
3. 優しい風合い、色づけはがき

残った絵の具は、そのまま放置して固まる前に、はがきに色づけするなどして有効に使いましょう。
筆者の娘は、懸賞に出したり、友達に手紙を書いたりと楽しく使っています。
準備するもの
・ 絵の具セット
・ はがき
・ 要らない紙(下に敷くので、シワのないものがよいです)

作り方
1. はがきと絵の具類を準備する
2. たっぷりの水を入れ、絵の具をパレットに出す
3. ハガキの下に要らない紙を敷き、はがきに、水をたっぷり塗る
4. 好きな絵の具をふんわりと塗り、乾かす
5. 乾いたら、完成
※はがきの反り具合が気になるときは、ぶ厚い本などを重しに、しばらく置いておくとよいです。
宛先の書かれた裏面(絵の具を塗っていないほう)を美しく仕上げたいときは、はがきを乾かしているときに、ときどき裏側の絵の具の汚れを拭き取るのがポイントです。
モノを大切にする心
日用品リメイクは、手作りの楽しさとともに「ものを無駄にしない」というエコの心もはぐくみます。
親が隣についていれば、子供だけでもできるので、これからの自由研究などにも役立つと思います。
子どもたちは、自分で作った文房具を宝物のようにし、キラキラした目で見つめています。
ぜひ、ご家族でチャレンジしてください。(執筆者:山内 良子)