貯金をしたい!

そう思っても給料日前は通帳の残高も財布の中身も空っぽ…。

そんな悩みを持つ貴方には、自動的にお金を別管理する事ができる「積立」がお勧めです。

一言で積立と言っても、いくつかの種類があります。

今日は、3つの積立について紹介します。

銀行員の筆者がオススメする「3つの積立」

1. 積立定期預金

ほとんどの銀行で取り扱っている一般的な商品です。

申込時に積立日と積立金額を決めて、普段使っているお給料などが入金になる口座から自動的にこの積立定期預金通帳に入金するのです。

メリットとしては、

・ 必要になったらいつでも出金が可能
・ 低リスクで貯めたお金は目減りしない
・ 手軽に始められる

デメリットとしては、

・ 金利が低いため、積立をした金額以上には増えにくい
・ 簡単に出金できるため、お金が貯まりにくい

このような点が挙げられます。

積立定期預金はローリスク、ローリターンの商品です。

積立初心者の方はまずはここから始めてみましょう。

2. 積立投資信託

こちらは銀行だけでなく、証券会社などでも取り扱っている商品です。

月100円~5,000円程度の少額から始めることができます。

積立定期預金と同様、申込時に積立日と積立金額を決め、自動的に自身が選んだ投資信託に投資をしていきます。

メリットとしては、

・ ドルコスト平均法で購入基準価額の平準化が狙える
・ つみたてNISAやiDeCoを併用することで運用益が非課税になる等の税制メリットが享受できる
・ 一括購入と比較して値下がり時のストレスが少ない

デメリットとしては、

・ 一括購入と比較して購入時期を分散しているため、大きな儲けになりにくい
・ 売却日から現金を受け取るまでに数日かかることが多い
・ iDeCoを併用した場合、60歳までの払出制限がある

このような点が挙げられます。

積立投資信託を始める際には投資の目的(老後資金、10年後の教育資金等)を明確にし、それぞれに適したNISAやiDeCo等の制度を使うこと、適したファンド選びをすることなどがポイントとなりそうです。

3. 個人年金保険(外貨建て)

保険会社が販売している商品です。

積立ではなく、まとめて保険料を支払うことも可能ですが、個人年金保険の保険料は、毎月支払う平準払い型というタイプになります。

(※紹介した上記2種類の積立も平準払い型と同じ支払い方法なのですが、「積立定期預金」や「積立投資信託」は平準払いと言う言い方は一般的にはしないです。)

個人年金保険の保険料は

月1万円~1万5,000円程度の保険料を決められた期間支払い、満期が来ると、年金のように毎月受け取ったり、まとめて受け取ったりできます。

中でも最近増加しているのが外貨建てのものです。

日本の金利が低いため、金利の高い外国の国債等で運用を行い、たくさんの利息を受け取ってもらうのが狙いです。

外貨建て個人年金保険のメリットとしては、

・ ドルコスト平均法で購入基準価額の平準化が狙える
・ 為替手数料の優遇等、保険会社独自の保障で為替リスクを抑えながら外貨に投資することができる
・ 個人年金保険料控除の対象であり、税制メリットを享受できる

デメリットとしては、

・ 払出制限等が契約に盛り込まれており、流動性が低い
・ 最低積立金額が高め

このような点が挙げられます。

各保険会社によって商品内容はさまざまなので契約時に良く確認を行い、老後資金等のスパンの長い目的で積立を行う事がポイントです。

目的に合わせて適切な積立を

目的に合わせて適切な積立を

今回は3種類の積立について紹介させていただきました。

今、老後資金が2,000万円不足するという金融庁の報告が話題になっており、積立に関心がある方が多いのではないかと思います。

目的に合わせて適切な積立を契約し、賢く貯金をしていきましょう。(執筆者:高崎あおい)