今や100均にはさまざまな種類のDIY用品がそろっており、店舗に足を運ぶたびにその充実度が上がっている印象です。
しかし一口にDIY用品といっても、初心者が簡単にできるものからある程度の技術や知識が必要なものまでさまざまです。
そこでまずおすすめしたいのが、DIY未経験者にも比較的ハードルが低い「貼るタイプのDIY用品」です。
その中から、筆者が愛用している4つの商品をご紹介します。
目次
1. 障子用お直しシール(ダイソー)
筆者が長年愛用しているのが、ダイソーの障子用お直しシールです。
パッケージの中には和紙シールの台紙が3枚入っています。

シールは桜の花びらの形をしており、障子やふすまの破れをおしゃれに補修できます。
使い方は、シールを台紙からはがして補修箇所に貼るだけです。

若干大きく破れてしまった場合は、写真のように重ねて貼るとよいでしょう。
・ ダイソー障子用お直しシールの優れている点
障子用お直しシールの優れている点は、障子紙と同じ和紙でできており、貼った時の違和感がまったくないことです。
また、和紙自体が光を通す素材であることから、障子に貼っても明るさが大きく損なわれることがない点も評価できます。
加えて、3枚のシートに数多くのシールがついており、よほど頻繁に障子を破らない限りはかなり長持ちするコスパのよさも魅力です。
個人的には数ある100均補修商品の中でも特に優れていると思います。
2. リメイクシート
さまざまな100均で販売されているリメイクシートは年々種類が増えており、最近は選ぶのに苦労するほどです。

シートの台紙には1cm四方の方眼が印刷されています。

それにあわせてリメイクシートをカットし、リメイクしたい場所や傷を補修したい場所などに貼ります。
細く切って貼る場合は手でもOKですが、貼る面が広い場合はローラーを使った方がいいでしょう。

ローラーも100均で買えるので、初めてシートを買う際にあわせて買うことをおすすめします。
・ 100均リメイクシートの優れている点
すでにお話ししたとおり、台紙裏に1cm四方の方眼が印刷されてカットしやすい点がもっとも優れています。
ミリ単位の微調整が必要な場合は定規を使うこともありますが、多くのケースで定規の出番はありません。
また、現在リメイクシートの種類がもっとも豊富なのは100均だと言っても過言ではなく、自分が欲しいタイプのリメイクシートが見つかりやすい点もメリットとして挙げられます。

なお、品質はホームセンターなどの普及品とあまり変わらない印象です。
特に品質の良さ追求するのでなければ、コスパに優れた100均商品で十分事足ります。
3. デコテープ
リメイクに使えるおしゃれなデコテープも、さまざまな100均で買えます。

写真は白のレース柄ですが、黒を基調としたデコテープやカラフルデコテープなど、その種類はさまざまです。
幅も何種類かあるので、用途に合わせて選べます。

筆者はデコテープを食器棚のガラス扉に使っていますが、カラーボックスやプラスチックケース、雑貨などをおしゃれにリメイクするなど、多様な使い方ができます。
・ 100均デコテープの優れている点
デコテープは粘着力が弱く容易にはがれるので、ガラスやプラスチックなどツルツルした面に貼ってものりを残すことなくきれいにはがせます。
ゆえに貼り直しや新しいデコテープに交換するのも簡単です。

また、デコテープはある程度ガラス飛散防止の役割も果たすので、たった110円でガラスのリメイクと防災ができる点もおすすめポイントです。
4. 網戸補修シール(ダイソー)
最後にご紹介するのが、ダイソーの網戸補修シールです。

網戸の網と同じ素材でできた45mm四方の網の4辺にテープがついており、穴が開いた部分を覆うように貼って補修します。
・ ダイソー網戸補修テープの優れている点
網戸補修シールは「網」でできていますから、網戸の風通しの良さをほとんど損ねずに穴を補修できます。

また、110円なのに補修シールが8枚も入っており、コスパの良さは折り紙つきです。
特に、子どもが網戸に穴を空ける確率が高い子育て世帯にぜひおすすめしたい商品です。
「貼るタイプの100均DIY用品」はコスパと使いやすさの両方でおすすめ
今回ご紹介したのはDIY初心者向けの「貼るタイプの100均DIY用品」ですが、どれもコスパと使いやすさを兼ね備えたスグレモノでおすすめです。
100均には、ほかにも便利なDIY用品がそろっています。
中には「これも100均商品?」と驚く便利なDIY用品もあるので、機会があればまたご紹介したいと思います。(執筆者:大岩 楓)