新型コロナウイルスの影響もあり、世界的な景気後退が懸念されています。

不景気に入ってしまうと、賃金の低下や雇い止めなど、家庭の収支にも大きな影響が出るでしょう。

そこで今回は、不況に負けない家計を作るための5つのステップをご紹介します。

春から始める家計改善

1. キャッシュレス決済のポイントを活用

キャッシュレス決済が浸透し、多くの店で現金を使わず会計ができるようになりました。

指定の飲食店でPayPayを使うと20%還元(2020年4月1日から)など、キャッシュレスサービス各社ではお得なキャンペーンが実施されています。

また、2020年6月まではキャッシュレス・ポイント還元事業により、対象の店舗で最大5%の還元が受けられます。

2020年7月からは、キャッシュレス決済により25%のマイナポイントがもらえる、マイナポイント事業も実施される予定です。

特に政府が実施しているポイント還元事業については、新型コロナウイルスによる消費の冷え込みに対応するため、還元率の引き上げ案も出てきています。

今やポイントは、家計に大きな影響を及ぼすものとなりました。

支払い方法を変えるだけで節約につながるので、積極的に活用していきましょう

2. 財布・スマホアプリの整理

お得な決済方法を使うつもりでも、いざ支払いをしようと思ったら、

財布の中身やスマホの画面がゴチャゴチャしていて、目当てのカードやアプリが見つからない

というのはよくあることです。

財布は2つ使いもおすすめ

お財布は2つもつのがおすすめです

財布の中身を一度全て出して、使うものと使わないものを分類しましょう。

筆者は財布を2つ使っています。

・ 1つ目:毎日のように使っているカード数枚

・ 2つ目:現金が少しと1週間に1回程度使うカード数枚

がそれぞれ入っています。

リュックサックを愛用しているので、1つ目の財布は取り出しやすい場所に、2つ目の財布はリュックの奥の方に入れっぱなしにしています。

こうしておくと、支払いのときもすぐに必要なものが出せますし、現金だけしか使えない場面になっても慌てずにすみます

アプリはホーム画面かフォルダーにまとめる

支払い用のアプリは、ホーム画面に出しておくか、フォルダーを作ってそこにまとめておくのが良いでしょう。

キャッシュレス決済のキャンペーン情報は、お店のレジの近くに掲示されていることが多いので、気づいたときにすぐアクセスできるようにしておくとスマートに会計ができます

3. 銀行口座の整理

銀行口座は、使う口座と貯める口座を分けておきましょう。

おすすめは、

【1】 給与が入る口座と、クレジットカードなどの引き落とし用口座を作る

【2】 給与が入ったら貯蓄分を残して、すぐに生活費を引き落とし用口座に移してしまう

という方法です。

筆者は会社員時代「定額自動送金サービス」を使って、給料日の翌日に、生活費を引き落とし用口座へ振り込むように設定をしていました

こうしておくと、常に一定額は給与が入る口座に残りますし、給与用の口座は基本的に見ない・触らないため、「気づいたらお金が貯まっていた」という状況を作りやすくなります

4. 家計管理アプリを使ってみる

家計管理アプリは おすすめです

キャッシュレス決済の難点は、「使った実感が薄い」という点です。

キャンペーンやお店に合わせて還元率の高いサービスを使い分けていると、よりいっそう「今月は総額でいくら使ったのか」がわかりにくくなってしまいます。

そこでおすすめなのが、家計管理アプリを導入することです。

ZaimマネーフォワードMEといったアプリを使えば、連携したサービスの入支出を自動で一元化してくれます。

何に、いくら使ったのかが明確になり、使いすぎていないかどうかもすぐに確かめられます。

筆者は、ほぼ全ての支払いをキャッシュレス決済に変え、アプリで自動的に入支出を管理するようになってから、自分の無駄遣いの癖や、使途不明金の内容を把握できるようになりました

キャッシュレス決済で複数のサービスを利用したいという方は、うっかり使いすぎないためにも、家計管理アプリを活用するのがおすすめです。

5. 少額投資を始めてみる

「株価急落のこの時期に投資?」

と思われるかもしれませんが、投資は「安いときに買って高いときに売る」が基本です。

株価の低迷がどの程度続くかはわかりませんが、全体的に割安感が叫ばれる昨今は「投資の始め時」とも言えそうです。

初めて投資をするという方におすすめなのは、数百円から始められる投資信託の積立投資や、単元未満株への投資です。

投資信託とは、投資家から集めたお金を運用のプロが代わりに株式や債券に投資して、その成果を投資家に分配するという金融商品です。

積立の場合、ネット証券を使えば100円から投資が可能です。

また、一般的に株は1単元(100株など)ずつしか買えませんが、SBIネオモバイル証券では1株から購入ができます。

たとえば、みずほ銀行は記事執筆時点で、1株120円ほどで買えます。

急落している米国株に興味があれば、1,000円から金額指定で株が買えるOne Tap Buyも良いでしょう。

現金を使って投資をするのは怖いという方は、楽天証券SBI証券では、楽天ポイントやTポイントを使って投資ができるため、余ったポイントを活用してみてください

不況に負けない家計を作ろう

家計改善として5つのステップをご紹介しました。

新型コロナウイルスの影響は、数か月から数年と長引く可能性が示唆されています。

お金を守り、賢く使って、不況にも負けない家計を作りましょう。(執筆者:AFP、2級FP技能士 青海 光)