この記事の最新更新日:2020年7月25日

「キャッシュレス・消費者還元事業」が、2020年6月で終了しました。

しかし、9月から2021年3月までの期間、マイナポイント事業によるポイント還元が始まります。

マイナンバーカードを持っている方は一定の手続き後、キャッシュレス決済を利用した場合に、1人につきポイントを最大5,000円(2万円利用した場合)バックしてくれるというものです。

ぜひ家族全員分、ポイント取得したいものですが

「子どもでもマイナポイントもらえるの?」

「今どんな手続きをしておかないといけないの?」

と疑問に思い、調べてみました。

最大5000円分「マイナポイント子どもはもらえるのか

マイナポイントがもらえる条件

公式サイトには

「マイナンバーカードを取得し、マイナポイントの予約(マイキーIDの発行)後、マイナポイントの申込を行った方はどなたもマイナポイントを受け取れます。」

とあります。

Q&A子どもでもマイナポイントはもらえるのか

マイナポイントの付与に年齢の条件はありません。

子どもでも、マイナンバーカードを取得して手続きをすれば、ポイント取得が可能です。

15歳未満の「マイナンバーカード」作成方法

実際に15歳未満の子どもが、マイナンバーカードを作成する場合におさえておきたいポイントは以下です。

(1) 15歳未満の方の申請は、保護者が行う必要がある。

(2) 受け取りは保護者と子どもの2人で、市役所などへ行かなければならない。

その場合、両方の本人確認書類が必要。

本人確認書類について

本人確認書類は、1点でいいものと、2点必要なものがあります

1点でいいもの

・住民基本台帳カード(写真付きに限る)

・運転免許証

・旅券

2点必要なもの

子どもは免許証があるわけではないので、パスポートを所有しているなど以外は多くの場合、以下の書類が2点必要です。

「氏名・生年月日」または「氏名・住所」が記載され、市区町村長が適当と認める2点

【例】

・ 健康保険証

・ 年金手帳

・ 社員証

・ 学生証

・ 学校名が記載された各種書類

・ 預金通帳

・ 医療受給者証

15歳未満の子どもがマイナンバーカードを作成する場合は、特に受取時に注意が必要のようです。

子どもの本人確認書類としては、医療受給者証と保険証の組み合わせが使いやすいかと思います。

マイナンバーカードの受取時の本人確認書類

親名義のキャッシュレス決済で可能

子どもがマイナポイントをもらうために必要なキャッシュレス決済について確認しておきたいと思います。

少し前までは

「マイナポイントをもらうために、子ども名義のキャッシュレス決済が必要なのか?」

という点が懸念されていました。

クレジットカードは18歳以上でなければ作成できません

PayPay、LINE Payなどの決済アプリなら年齢制限がないので作成可能ですが、利用するためには子供のスマホが必要です。

このように考えて、子ども用のキャッシュレス決済は何にするか、頭を悩ませていました。

しかし、公式サイトによりますと

「保護者のキャッシュレス決済サービスをポイント対象付与として、申し込みができる」ことになりました。

子どものマイナポイントのキャッシュレス決済は親名義でも良いか

≪画像元:マイナポイント事業

注意点

同じキャッシュレス決済サービスに複数人のマイナポイントを合算して付与できないため、法定代理人名義の異なるキャッシュレス決済サービスを選択する必要があります。」

とのことです。

つまり、「親はメルペイを登録して、子どもはPayPayで登録」などのように、親の紐づけしたキャッシュレス決済と別のキャッシュレス決済を子ども用に紐づけする必要があります。

マイナポイント親子で別のキャッシュレス決済が必要

マイナポイントをもらうために、今やっておくこと

マイナンバーカードを取得したあと、マイナポイントをもらうためにはどんな手続きが必要なのでしょうか。

7月から、マイナポイントの予約に加え、申込みができるようになりました。

マイナポイントの予約・申込みは、スマホやパソコンを使う方法か、全国にある手続きスポットを使う方法があります。

ここではスマホやパソコンを使った申請方法をご紹介します。

マイナポイント手続きに必要なもの
≪画像元:総務省

事前に準備するもの

【スマホの場合】

自分のスマホが対応機種かどうかを確認 → マイナポイントアプリをインストールする。 

参照:総務省 マイナポイントアプリ対応スマホ一覧(pdf)

パソコンの場合:ICカードリーダーを用意して、「マイキーID作成・登録準備ソフト」をインストールする。

以上に加えて、

・ マイナンバーカード

・ 利用者証明用パスワード(マイナンバーカードを取得したときに作成した4桁の暗証番号)

・ 利用したいキャッシュレス決済の決済IDとセキュリティコード

キャッシュレス事業者ごとに、設定されています。

わからない場合は、総務省「マイナポイント」のページで、自分の利用するキャッシュレス決済を検索し、決済IDとセキュリティコードを確認してください。

例:nanacoの場合↓

idとセキュリティーコードを入力
≪画像元:総務省

準備ができたら、アプリや公式サイトの指示に従って、必要な手続きを行っていきます。

お得なキャッシュレス決済はどこ?

マイナポイントは、5,000円のポイントバックですが、いくつものキャッシュレス事業者が、さらに上乗せするキャンペーンを実施しています。

おトクなものをご紹介します。

ワオン 最大2,000ポイントアップ

WAONのマイナポイントキャンぺーン
≪画像元:WAON

ワオンをマイナポイントに登録すると、9月以降、チャージした金額に応じて、チャージ額の10%、最大2,000円が上乗せされます。

メルペイ 最大1000ポイントアップ

メルカリのマイナポイントキャンぺーン
≪画像元:メルカリ

マイナポイントにメルペイを紐づけして買い物をすると、さらに5%分を上乗せしてくれます。(上限1,000ポイント)

d払い 最大2500ポイントアップ

d払いのマイナポイントキャンぺーン
≪画像元:d払い

d払いで登録すると、マイナポイントに加え、もれなく1,500ポイント加算されます。

さらに追加で、買い物金額の5%(最大1,000円)が還元され、合わせて最大で2,500ポイントが上乗せされます。

また、今後もキャッシュレス事業者自体、追加されていく予定です。

今後、予定されているサービスは総務省のマイナポイントのページで確認できます。

キャッシュレス決済は、1度登録したら後から変更はできないので、慎重に検討する必要があります。

家族全員分獲得したほうがいいのか

まとめると、子どもの分のマイナポイントを取得する際に注意したい点は以下のとおりです。

・ 子どものマイナンバーカードを受け取りに行く際、本人確認書類が2点必要な場合がある。

・ マイナポイント事業に登録できる、親のキャッシュレス決済を2つ準備する。

・ キャッシュレス決済は、事業者ごとに上乗せポイントがある場合がある。

・ 1度紐づけしたら変えられないので、慎重に検討する。

子どものマイナンバーカードを取得するには手間がかかります。

ポイントが付与されるのは、決済から2か月以内です。

決済やチャージに応じたポイントバックという事業の性格上、現金支給のような「子どものためにすぐに使える費用」を必要としている方には、使いにくい面もあります。

また、子どもに持たせやすい、nanacoやWAONなどのプラスチックカード型電子マネーは、発行手数料に数百円がかかります

使う機会の少ないキャッシュレス決済を導入し、ポイントのために無理して決済をするようなことがあれば、かえって無駄遣いにつながる懸念もあります。

この点を念頭に置いて、子どものマイナポイントを取得するのか判断してください。(執筆者:桐谷 春音)