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初心者が知ってくべき「資産形成の鉄則」 たった1つの大事な「計算式」とそれを実現する具体例

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初心者が知ってくべき「資産形成の鉄則」 たった1つの大事な「計算式」とそれを実現する具体例

今の時代、銀行預金では全くお金が増えません。

「どうやったらお金が増えるのだろうか」

「何かしないといけないことはわかっているけど、何から始めたら良いのかわからない」

「資産形成といっても難しそう」

このような疑問をもっている人は多いと思います。

今回は、初心者が知ってくべき「資産形成の鉄則」をお伝えします。

【初心者が知ってくべき「資産形成の鉄則」】たった1つの大事な「計算式」

たった1つの大事な計算式

「資産形成の鉄則」において、たった1つの大事な計算式があります。

資産形成 =(収入 – 支出)+(資産 × 運用利回り)

です。

橘玲著「お金持ちになれる黄金の羽根の拾い方」で紹介されている計算式です。

FP暦10年の私にもしっくりとくるこの式は、簡単に言うと

1. 収入を増やす
2. 支出を減らす
3. 運用利回りを上げる

ということに集約されます。

初心者でも実践しやすいように、以降で1つ1つ分かりやすく解説していきます。

なお、よくある「書評」の類ではなく、筆者なりの考えを交えた説明です。

1. 収入を増やす

まず1つめは「収入を増やす」です。

多くの方が仕事をされていると思います。

サラリーマンなのか公務員なのか自営業なのか、そこは人それぞれだと思いますが、何かしらの収入源があるはずです。

いわゆる「本業」と言われるものですが、まずはその本業の収入を上げることが大前提です。

少しでも収入を上げるために、ありとあらゆる手を尽くしていただくということです。

ただこれだけだと愛想のない話です。

本業を第1に頑張る前提で「副業」をすること

をおすすめしたいと思います。

「副業」が最も収入を増やしやすいからです。

時節柄「副業について調べたことがある」という人も多いと思います。

ひと口に副業と言ってもさまざまです。

メジャーなものには

・ ダブルワーク
・ せどり
・ 動画編集
・ プログラミング
・ WEBライティング
・ YouTube

などが挙げられます。

このうち、絶対におすすめできないのがダブルワークです。

単に消耗するだけですので避けてください。

情報で溢れている今の時代には、少し調べるだけでたくさんの副業が出てきます。

最初は「やってみる」程度でも構いません。

本業とは別で収入が入ると、経済的にだけではなく精神的にも安定します。

最初は難しそうだと思われるかもしれませんが、意外とうまくいくものです。

まずは「行動してみること」が何よりも大事です。

公務員の方は副業が禁止されているのでできないと思います。

その場合には、できる限り夫婦共働きの「ダブルインカム」で頑張っていきましょう

2. 支出を減らす

固定費を見直して削減

支出を減らすために「1円でも安い食材を探してスーパーを回る」ことは推奨しません

費用対効果が薄いからです。

支出削減のインパクトを得るために

「固定費」を削減すること

を強くおすすめします。

まずは自宅にかかるお金です。

(1) 住宅費

住宅ローンを組んでいる方は、別の銀行に借り換え試算を依頼してください。

今は低金利なので10数年前に組まれている方はほとんどの場合で金利が下がります

借り換え費用込みで少しでも安くなるのであれば即実行です。

賃貸の場合に考えられるのは家賃交渉ですが、これはハードルが高いのであまりおすすめしません

(2) 保険料

次が保険料です。

しっかりとご家庭に合った保険になっているかどうか、プロの診断を受けてください。

不要な保険に入る必要はありません。

保険は万が一の本当に困る状況に備えるもので、なんとなく加入するものではありません。

ほとんどのご家庭では死亡保障、大病保障があれば十分です。

(3) 通信費

最近は格安スマホが注目されています。

3大キャリアである必要のある方は変更できませんが、そうでない方にはスマホ契約の切り替えをおすすめします。

毎月の支出で考えると大きなインパクトがあります。

一般的な「ポイ活」はおすすめできませんが、費用対効果の高いものは実践したほうがよいと言えます。

最近の注目は「楽天経済圏」です。

楽天が提供するさまざまなサービスでポイントが貯まり、利用できます。

楽天市場での日用品の購入で貯めたポイントでスマホ代や光回線代を支払えますし、楽天証券でポイント投資もできます

賢く使えば多くのメリットがありますので、気になる方はぜひ調べてください。

3. 運用利回りを上げる

最後は資産運用の話です。

資産運用が怖いと思う方は多いと思います。

しかしながら、「預金がただ単に目減りしていくことの方が怖い」と考えます。

銀行の預金金利ではインフレには勝てません

つまり、銀行預金の価値は相対的に低下していくということです。

ただ単純に預金していればお金が増えたという時代は終わりました。

これからは資産運用が必要な時代です。

先進諸外国の個人資産の内訳を見ると、ほとんどが株などの運用資産です。

外国のマネをしろというわけではありませんが、学ぶべきところは多くあります。

初心者におすすめの資産運用

初心者へのおすすめは、投資信託の積立です。

手順は、

ネット証券で口座開設

「つみたてNISA」の口座開設

「世界株式インデックスファンド」の積立設定をする

これだけです。

ポイントは、毎月継続可能な金額で積立設定することです。

無理をするものではありません。

できる金額で毎月コツコツと継続することが大切です。

積立金額にもよりますが、目に見える効果が出るまで年単位の時間がかかります。

しかし、長期的に見ると「やっててよかった」と思えるはずです。

シンプルなことを着実に進めていく

「収入を増やして、支出を減らす、そして資産を運用する」1つ1つの項目をシンプルに考えれば、それほど難しかしいものではありません。

できることから少しずつ、確実に歩みを進めていけば、いまよりも確実に状況は良くなります。

今後の人生が少しでも豊になるように検討してください。(執筆者:FP歴10年 冨岡 光)

《冨岡 光》
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冨岡 光

執筆者:FP技能士2級、証券外務員1種 冨岡 光 冨岡 光

FP歴10年。保険、投資信託、住宅ローンを専門に扱っております。趣味は株式投資と読書、家族との時間。数々のお客様をコンサルティングさせていただいた経験を活かしながら、「皆様の疑問にわかり易くお答えする」をモットーに活動しております。 <保有資格>FP技能士2級、証券外務員1種、MDRT4年連続入賞 寄稿者にメッセージを送る

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