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ミニマリストに学ぶ、値上げラッシュに負けない買い物術 出費を減らす5つの習慣

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ミニマリストに学ぶ、値上げラッシュに負けない買い物術 出費を減らす5つの習慣

止まらない値上げラッシュで、家計の出費はかさむばかりです。

買い物の仕方を根本的に見直そうと考えたとき、少ないモノで暮らすミニマリストたちの暮らし方が参考になりました。

ミニマリストではない筆者でもできた、なるべくお金を使わない買い物のコツを紹介します。

ミニマリストの買い物術

1. 物を買う前に、家にあるもので代用してみる

新しく欲しくなったものや、使っていたものが壊れてしまって買い替えるときなど、すぐに買わずにまずは代用できるものがないか探します

家の中にはたくさんの物があり、それらは全て過去にお金を出して買ったもの。

使っていない物で代用すると有効活用ができ、無駄な出費を減らせます。

先日、使っていた水筒の蓋が壊れました。

蓋だけを購入して使い続けようと思ったのですが、蓋のみで約800円、送料を入れると約1,200円かかるとわかり、思ったより高くて悩みました。

安いものなら新しい水筒が買える値段です。

買い替えも考えつつ家に代用品がないか探したところ、かなり昔に買ったスターバックスのタンブラーを発見。

昔買ったスタバのタンブラー

もともと、子どもの外遊びに付き合うために保冷・保温機能のついた水筒を使っていましたが、今は子どもが大きくなり生活スタイルが変わっています

ちょっとしたお出かけや、在宅仕事のお供にするならタンブラーで十分です。

新しく水筒を買わずに済みました。

2. 使い切ってから買う

日用品や食品は、足りなくなったら困ると思ってついついストックを増やしがちです。

しかしストックが多いと管理が大変になり、同じものがいくつも家にあったり、ストックしている間に消費期限が切れてしまったりと無駄が生じます。

使い切ってから買うことを心がければ、このようなことにはなりません。

お恥ずかしいのですが、これは筆者の台所から出てきた食品です。

使い切らずに次を買ってしまった商品

オイスターソースが3本、乾燥ワカメが2袋、全て使いかけの状態でした。

ワカメは他のストック品にまぎれていたので、使い切ったと思い新しいのを買ってきたようです。

管理ができていない証拠ですね。

幸い、どれも賞味期限が切れていなかったので捨てずにすみました。

オイスターソースもワカメも、数日くらいなくても困らない食材です。

こういうものこそ、しっかり使い切ってから買うのを徹底したいもの。

使い切ってから買うときのコツが、次に紹介する「メモ」の活用です。

3. メモを持って買い物に行く

すでに家にあるものを買ってしまったり、必要なものを買い忘れて何度も買い物に足を運んだりするのを防ぐために、買い物はメモが必須です。

買う予定ではなかったけれどなんとなく足りていなかった気がして購入し、家に帰ってきてみたらストックが2つもあった、という経験はありませんか。

筆者は、洗剤やトイレットペーパーなどの日用品でついやりがちです。

腐らないものでも、ストックがたまれば場所を占領します。

ものをためている分だけ、有効活用できないスペースが増えることになります。

そのスペースのために家賃を払うのはもったいないです。

筆者は思いついたときにすぐ書きこめて、買い物に行く時に必ず持ち歩くスマホに買い物メモを取るようにしました。

買い物メモを作る時は、

・ 使い終わって買う必要があるもの

・ もうすぐ使い終わりそうでなくなると困るもの

を意識します。

買い物メモにあるものだけを買うようにした結果、1回の買い物金額が減りました。

月に約1万円ほどドラッグストアで日用品や食料品を買っていたのが、半分で済むようになっています。

買い物メモ効果で削減できた日用品代

いつもよりもカゴの中身が少なくて、「買い足りないものがあるんじゃないか」と一瞬不安になりましたが、いつもが買いすぎていただけだとわかりました。

4. 買い物に行く回数を減らす

できるだけ買い物に行かないようにすると、出費が減ります。

お店に並んでいる商品は、買い物客が買いたい気持ちになるように研究を重ねて作られたものです。

そして、なるべくそれらの商品が目につくように計算して陳列されています

買い物に行って商品を目にする機会が多ければ多いほど、物を買う誘惑が多くなります。

だから、買い物に行く回数を減らすことが効果的なのです。

買い物の回数を減らすのに、つぎのことが役立ちました。

・ 買い物メモをつくる

・ 買い物に行かなかった日を記録する

買い物メモは前述したように買いすぎを防ぐだけでなく、買い忘れもなくします。

必要なものを確実に買って帰ってくれば、「あれが足りない」とまた買い物に行かなくて済みます。

買い物に行かなかった日を記録して目に見えるようにすると、モチベーションアップにつながります。

筆者はお金を使わなかった日は、カレンダーにシールを貼ることにしました。

子供だましのようですが、やってみると思いのほか励みになります。

「シールを貼りたいから、今日は冷蔵庫にあるものだけで夕食を作ってみよう」

と思う日が増えました。

5. 買い物する日を決める

買い物に行く回数を減らすのと同時に、買い物する日を決めると節約につながります。

利用しているお店によって「5%オフの日」や「ポイント2倍デー」などお得に買い物できる日がある場合、その日以外は買い物に行かないようにします。

買い物する日を決めると、

・ 買い物に行く回数が減る

・ 欲しいものについて考える余裕ができる

ので、効果的です。

買い物に行く回数が減ると節約につながることは、すでにお伝えしました。

欲しいものについて考える余裕ができると、本当にその商品が必要かどうか冷静になれます。

これは特にネットショッピングするときに、効き目がありました

たとえば楽天市場を利用する場合、ポイントが5倍になる「5と0のつく日」以外は買い物しないと決めます。

欲しいなと思った商品はカートに入れておき、5と0のつく日に改めて買うかどうかの判断をしてください。

欲しい気持ちが一時的なものだった場合は買うことをやめられますし、カートに入れている間に代用品が見つかって買わずに済むかもしれません。

「物を買う前に家にあるもので代用してみる」の項目で、壊れてしまった水筒の代わりにタンブラーを使うことにして買い物を減らした話をしました。

このときも、新しい水筒をカートに入れた状態で過ごしている間に代用品を見つけられました。

勢いで物を買わないようにすると、無駄な買い物が減ります。

買い物の意識を変えると、出費が減る

食料品や日用品などは、生活していくうえで必要な出費です。

安く買う方法を探すのも大切ですが、今ほんとうに使うものだけを買うように意識することも大切だとわかりました。

買い物への意識を変えて、まだまだ続きそうな値上げを乗り切っていきます。(執筆者:福島 怜実)

《福島 怜実》
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執筆者:元銀行員、FP2級 福島 怜実 福島 怜実

元銀行員の転勤族ライターです。地方では都市銀行が使いにくく苦労した経験から、クレジットカードやキャッシュレス決済を使いこなすようになりました。引っ越しや賃貸生活の工夫など、自身の経験をもとにした記事の執筆が得意です。 銀行員時代に多くのお客様の資産運用相談にのっていたことを活かし、役に立つお金の知識をお伝えできたら嬉しいです。 寄稿者にメッセージを送る

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