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【2022年12/15まで】三井住友カード「Vポイント」利用でセブン-イレブン20%還元 電子マネーとしてのVポイントを解剖

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【2022年12/15まで】三井住友カード「Vポイント」利用でセブン-イレブン20%還元 電子マネーとしてのVポイントを解剖

三井住友カードはお使いでしょうか。

2022年12月15日まで期間限定ですが、セブン-イレブンでの20%還元が始まりました。

上限1,000円なので、5,000円使ったらおしまいです。

決して大きなキャンペーンではありません。

それでも、三井住友カードのポイントプログラム「Vポイント」の今後を考えたとき、モデルケースとなるキャンペーンに思われます。

Vポイントの使い方を含め、キャンペーンをご案内します。

三井住友カード「Vポイント」利用でセブン-イレブン20%還元

セブン-イレブンで三井住友カード20%還元(ただしVポイント払い)

コンビニで強いのが、三井住友カードです。

特に次の4券種は、タッチ決済を用いれば常時3大コンビニで5.0%還元です。

・ 三井住友カード(NL)

・ 三井住友カードゴールド(NL)

・ 三井住友カード(CL)

・ プラチナリファード

セブン-イレブンでも通常時5.0%、家族ポイントも活用すると最大10.0%の還元があります。

ただキャンペーン期間の12月15日までは、セブン-イレブンではいったんカード決済をやめ、以下の方法(Vポイントでの決済)で20%還元を受けましょう。

支払方法を詳しく見てみます。

支払方法は「Vポイント」

Vポイントは、三井住友カードのポイントプログラムです。

以前は「ワールドプレゼント」という名称でした。

リニューアルされてから、1ポイント=1円となり、わかりやすくなっています。

たまったVポイントの代表的な使い道です。

・ 共通ポイントやマイル等へ交換

・ キャッシュバック

・ カード代金充当

・ Apple PayまたはGoogle Payを使って直接支払

共通ポイントやマイル交換については、「等価交換」がほぼ消滅し、大部分2割減の交換レートになりました

もはやおすすめしません。

等価(1ポイント=1円)で使える、他の3種の方法をおすすめします。

特にキャッシュバックが等価なのは貴重です。

今回セブン-イレブンで20%還元となるのは、最後の使い方です。

Vポイントとプリペイドバリュー

Vポイントには、直接支払に使うしかない性質のものもあります。

三井住友カードのキャンペーンでもらえるポイントのうち一部は、これに変わっています。

このポイントのことを識別のため、現在「プリペイドバリュー」と呼んでいるようです。

今回のセブン-イレブン利用でもらえる20%のVポイント還元も、このプリペイドバリューで行われます。

事前の手続きは不要で、還元ポイントは自動で12月末までにVポイント残高に加算されます。

もらったポイント(プリペイドバリュー)は、また決済のみに使うことになります。

Vポイントを決済に使う設定

三井住友カードは、Vポイントの直接利用を強化しています。

今後、Tポイントとの統合も見据え、ますます強化されていくでしょう。

まだ決済に使ったことのない人も、今から慣れておきたいものです。

さて、Vポイントを決済に使うには、次のアイテムが必要です。

・ Vポイントアプリ

・ Apple PayまたはGoogle Pay

Vポイントアプリをスマートフォンにインストールすると、ポイント利用専用のバーチャルカードが発行されます。

次にApple PayまたはGoogle Payで、新規発行されたバーチャルカードを設定します。

このバーチャルカードは三井住友カードと別物なので、間違えないようにしましょう。

Vポイントのバーチャルカードは、「VISAタッチ決済」または「iD」で使えます。

日頃三井住友カードのタッチ決済で5.0%還元を受けている人は、三井住友カードとVポイントのバーチャルカードの使い分けの際、やや混乱するかもしれません。

Apple Payの場合は、利用前にメインカードの切り替えをする必要があります。

(手順:「ウォレットAppを開く」「設定したい決済カードを長押しする」「長押ししたカードを一番手前にドラッグ」)

Google Payで三井住友カードをタッチ決済のメインカードにしている人は、VポイントのバーチャルカードをiDに設定すれば使い分けしやすいでしょう。

すでにVポイントのバーチャルカードを「タッチ決済」に設定している場合、次のどちらかを選びましょう

・ 決済のたび、Google Payで「タッチ決済」のメインカードを選択する

(手順:Google Payアプリを開き、「支払い」からカードを選択し、「非接触決済のデフォルトに設定」する)

・ 新たにiD用にバーチャルカードを発行し、設定する

(手順:Vポイントアプリの「メニュー」 → 「カード情報」でカード番号その他の情報を確認し、Google PayでiD用カードに設定する)

利用前にチャージが必要

セブン-イレブンでVポイントを利用する前に、Vポイントアプリでチャージが必要です。

ためたVポイントのある人も、決済に利用するためにはチャージしなければなりません。

チャージ元は次の通りです。

・ カード利用でためたVポイント

・ Vポイントギフトコード

・ 三井住友カード(またはセディナ等グループ会社のカード)

・ 三井住友銀行

チャージして使えるポイントのため、電子マネーの性質を持っています。

三井住友カードからのチャージ時に、0.25%のポイントがたまりますが、通常の半分の還元率のため、こればかり使っていると損してしまいます。

三井住友カード(グループ発行のカードを含む)の場合、オートチャージが可能なものの、やはり損です。

もっとも今回は20%還元のキャンペーンなので、チャージ時のわずかな損は気にしなくていいでしょう。

Vポイントも、ためたポイントがそのまま使えるわけではなく、Vポイントアプリでチャージしてから使います

他のクレジットカードからチャージした際の損得

三井住友カード(またはグループ会社発行)以外のクレジットカード(VISAまたはMastercardブランド)もチャージに使えるのですが、手数料が204円かかるのでおすすめしません

三井住友カード等を1枚も持っていない人もVポイントアプリは使えますが、常識的に三井住友カードの取得からおすすめします。

ただし、今後このタイプのキャンペーンは繰り返されると考えられます。

三井住友カード以外を用いた裏チャージルートも検証しておきましょう

チャージ時にポイントがたまるカードで、三井住友カードと比較をしてみます。

Vポイントのチャージ上限は1回3万円で、他社カードの場合その都度手数料が取られます。

3万円チャージの場合の比較です。

・ 還元率1.5% → (還元)450円―(手数料)204円=(差し引き)248円

・ 還元率1.0% → (還元)300円―(手数料)204円=(差し引き)96円

・三井住友カード(0.25%) → (還元)75円

還元率の高いカードなら、三井住友カードより現状いい結果が出ることになります。

今現在、Vポイントチャージを明確にポイント対象外としているクレジットカードはないと思われます。

ただし、チャージ時のポイント還元はどんどん縮小される傾向にあるので、急速にふさがれていくと思われます。

Vポイント利用によるセブン-イレブンでの20%還元の概要を見てきました。

今後同様のキャンペーンがある際にも応用が利きますので、ぜひチャレンジしてみてください。(執筆者:金融系ライター 沼島 まさし)

《沼島 まさし》
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執筆者:金融系ライター 沼島 まさし 沼島 まさし

実践系キャッシュレスライター。 モットーは「経済圏に囲い込まれるな」「キャンペーンのためなら火の中水の中」 QRコード決済の地域還元のためなら、都内のあちこちに出没します。 たまにうっかり失敗しますが、失敗談もネタにしています。 寄稿者にメッセージを送る

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