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働き方に悩み中の方へ 会社員・フリーランス・ノマド経験から収入や出費のメリット・デメリット解説

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働き方に悩み中の方へ 会社員・フリーランス・ノマド経験から収入や出費のメリット・デメリット解説

YouTuberや各地を転々としながら仕事をするノマドワーカーに憧れる学生や若年層、そしてテレワークをしながら田舎暮らしを試みる30~40代も増えているようです。

YouTuber経験はありませんが、広告収入を得る仕事については経験があり、各地を転々としながら記事を書くなどしています。

過去には複数の会社で従業員としての経験もあるので、金銭的な不満やメリット・デメリット、将来性や注意したいことなどもまとめて解説しますので、ぜひ最後までご覧ください。

働き方に悩み中の方へ

会社員

会社員だった頃の平均手取りは18万ちょっと。住んでいる地域が地方都市だったこともあり、当時、土日祝日休み・残業ナシで18万超えの給料は周囲と比べてもよいほうでした。

9時~18時までの9時間勤務で決まった昼休憩などはなく、有給休暇は盆休みと正月休みに組み込まれて消化するカタチでしたが、勤務時間などへの不満はとくになかったです。

社会保険や厚生年金、雇用保険や労働保険なども整っている会社が多く同僚にも恵まれていましたが、妊娠や出産、家庭の都合などもあり退社しました。

会社員のメリット

福利厚生や将来への備え

社会保険や厚生年金、雇用保険や労働保険、福利厚生などがしっかりとしているところに就職すれば、きちんと制度が機能するかぎりは自分の将来のためになるのが大きなメリット。

たとえば、国民年金の場合は月々の年金額を自分1人で納めますが、厚生年金の場合は事業所も負担してくれます。

保険料の支払額や期間にもより、条件や受給期間にもよりますが、平均受給額で比較すると、年金額は2.6倍ほど変わってくるようです。

国民年金が男女ともに月々5万円代、厚生年金だと月々14万円代となっています。

出費

私服での出社、もしくは制服貸与の会社だったため被服費もかかりませんでしたが、スーツなどが必要な人は、購入費やクリーニング代が必要です。

会社員のデメリット

頑張っても給料が一定で、昇給金額も少ないということ、繁忙期などもあるため自分が休みたいときになかなか休めないというのが会社員時代のデメリットでした。

出掛けるときも土・日・祝がメインになるため、どこに行っても混雑していて宿泊代も平日より1~3割増しの印象があります。

会社員でありながら自由に勤める

給料面が不満な人は出来高制の会社に就職したり、できるだけ自由に働きたいという人はフレックスやスーパーフレックス、テレワークを採用している会社で働いたりすると、不満も少なくなるのではないでしょうか。

会社員として勤めることで、厚生年金への加入や福利厚生が受けられるといったメリットも大きいです。

フリーランス・起業

いま、自由に憧れて会社員からフリーランスに転職したり起業したりする人が増えていますが、現状は「厳しい」というのが本音です。

会社員とは違い、自分で仕事を探す必要があり、仕事が途切れると生活できなくなります。

ただ、自分が思い立ったときに予定を入れたりカラダを休めたりできるのは、会社員だとできないことです。

フリーランスや起業をして生きていくためには、基本は自分の実績を見えるカタチで残していき、クライアントを開拓したり営業したりすることが必須になります。

自分の腕や営業能力があればどんどん稼げるので、自信のある人にはおすすめです。

ライター

相性もあるとは思いますが、やはりしっかりとした企業と契約するのがポイント。

ライターも、1文字0.1円や0.5円といった単価の安い案件から1文字10円程度までさまざま。

もっと高単価な案件もありますが、自分が楽しんで続けられるかも大切と言えます。

また、長く仕事を続けようと考えているなら、クライアントである企業の担当者や編集部との相性は報酬以上に重要です。

ライターを目指している人はまず副業からはじめ、暮らしていけるだけの収入が安定して半年以上あるなら、今後どうするか考えてみることをおすすめします。

また、ライティングのみならパソコンがあれば十分ですが、資料や取材費、リサーチ費用など結構たくさん経費がかかることも多いです。

広告収入を得る仕事

広告収入を得る仕事は、登録者数や閲覧数が伸びるまでがとても過酷です。

1~2年は、まったく広告収入がないと思っておいたほうがいいですし、広告収入が得られるようになっても、月1~2万円程度で推移するケースも少なくありません。

いまはサイトも動画もたくさんあって広告単価も下がっています。

最初は副業ではじめ、暮らしていけるだけの収入が安定して半年以上あるまでは本業を続けておかないと怖いです。

撮影機材や取材費など経費がたくさんかかることも多いので、どこで折り合いをつけるかも重要になってくるでしょう。

ノマド

さまざまな地域を転々としながら仕事をするノマド暮らしは、確かに楽しいですが、拠点となるアパートやマンション、実家などは持っていないと不安要素が大きいです。

また、ホテルのサブスクリプションなどを上手に利用すれば話は別ですが、地方を転々とするので移動費や滞在費に結構なお金がかかります。

賃貸で暮らすより1~3割増し以上になることが懸念されるため、その分を毎月余分に稼いでおくことが必要です。

出費がかさむので、仕事で仕方ない場合や転々とするのがよほど趣味という人でなければ、長いこと続けていくのは金銭的に厳しいかもしれません。

また、拠点となるアパートやマンション、実家などがなく、体調を崩して宿泊代を支払うことができなくなった場合、家を失うことになります。

家を失うと住所不定となるため、体調が回復して新しい仕事に就こうと思っても、なかなか難しく悪循環に陥るケースも少なくないようです。

そのため、30前半もしくは後半になると田舎の土地を買ったり小さな平屋、タイニーハウスなどを購入したりて暮らすスタイルを選択する人も増えています。

ワーホリもおすすめ

ワーホリもおすすめ

≪画像元:総務省

起業をしなくても、日本国内で働きながら自治体や企業が用意しているシェアハウスや寮で暮らせるワーキングホリデーなどを利用する方法もあります。

2~3日といった短期間から数か月といった長期の案件もあり、希望に合わせて選択可能なので、会社員の方でも時期によっては参加可能です。

ワーキングホリデーは一般的な仕事のように「稼ぐ」というよりは、「仕事や暮らしを体験すする」という感じなので、短期案件のケースでは収入と支出がトントンということも少なくありません。

将来を見据えた働き方+老後に備える

近年いろいろな働き方がありますが、会社員もフリーランスもそれぞれメリット・デメリットがあり、稼ぎ方も異なります。

将来のことも見据えて働き方を考えることも大切です。

また現状の生活資金に余裕があれば、iDeCoや投資信託などを取り入れながら老後に備えることも視野に入れてください。(執筆者: 山内 良子)

《山内 良子》
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山内 良子

執筆者: 山内 良子 山内 良子

2008年頃から接客業務改善などの業務に携わりつつ、資格を生かした親子クッキングイベントなどを開催。現在は主にライターとして活動し、レジャーや旅、暮らしや妊活、ママ向け記事やインタビュー、経営者向けの記事などなど幅広く執筆中。 寄稿者にメッセージを送る

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