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【QRコード決済】キャンペーンは最後まで気を抜かないで! 私の失敗事例5つ

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【QRコード決済】キャンペーンは最後まで気を抜かないで! 私の失敗事例5つ

10~30%の大型還元の、QRコード決済キャンペーンが各地で続いています。

筆者も用事を作ってあちこちに出かけ、積極的に参加しています。

大型キャンペーンは2023年以降も多数行われるはずで、今から参加しても遅くはありません。

ただ、たまに失敗することがあるのです。

QRコード決済には落とし穴がいっぱい

今回は筆者の失敗談を公開し、マネーの達人読者の皆様にも気を付けていただこうと思います。

お付き合いください。

QRコード決済には落とし穴がいっぱい

現金だけでなくクレジットカードもあまり使わず、もっぱらスマホ決済だけで1日終えてしまう方も多いでしょう。

スマホ決済にも種類がありますが、タッチだけで終わる電子マネーやタッチ決済と異なり、QRコード決済は操作が若干複雑です。

複雑さが嫌だという方もいますが、慣れるものです。

ただ、「決済自体は完了したが、キャンペーンの対象にならない」というケースがあるのです。

特に、アルコールが入ったあとが危険です。

ありがちな失敗を認識しておくと、実際の失敗も減るでしょう。

この記事では、やりがちな失敗を取り上げ、合わせて対策も考えます。

QRコード決済でキャンペーン対象にならない その対策

QRコード決済のキャンペーンは値引きではありません。

決済に伴い、10~30%のポイントが還元されて初めて完結です。

還元されないと、得でも何でもないただの買い物です。

以下、実際に経験した失敗、そしてありそうな失敗を取り上げます。

失敗その1:「PayPayで他社カード払いにした」

PayPayは、次の使い方が基本です。

・ あらかじめPayPayカード(PayPayあと払い)、銀行、現金等からチャージして残高払い

・ PayPayカード(PayPayあと払い)をセットして支払い

※ PayPayカードの新規登録は終了しているので、新規登録者はPayPayあと払いに限る

どちらの方法でも、各種大型キャンペーンの対象となります。

ところで、別の支払い方法もあります。

他社のクレジットカード(VISA、Mastercard)をセットすることです。

「支払い方法の選択」時に、他社カードを支払元にしてしまうと、キャンペーンの還元はありません

「アカウント」「支払い方法の管理」から、他社カードを「削除」または「無効」にできるので、キャンペーン中は他社カードを使えないようにしておくと安心です。

失敗その2:「還元店でないのにポスターを誤認して買い物してしまう」

つい最近やってしまいました。20%還元実施中の品川区での話です。

武蔵小山の靴店の店頭に、PayPayのポスターが大量に貼られていましたのを見て、靴を買うことにしました。

レジにPayPayクーポンの案内が出ていたので、これをセットして支払います。

そうしたら、20%付くと思っていた品川区の還元がなく、クーポン利用とPayPay 通常分の合計、10.5%還元だけでした。

よく考えたら勝手に誤認していたのであり、この大企業の運営する靴店は最初から還元対象外でした。

クーポンの広告が大きく出ていたのを、勝手に地域限定の還元だと誤認したのです。

ちゃんと得はしたのですが、得した内容が想定の半分だったという事例でした。

失敗その3:「かながわPayでポイントを充当せず通常の決済をしてしまった」

かながわPay第2弾は、10月30日でポイント付与を早期終了したので、あとは2023年1月までためたポイントを使うのみです。

第1弾でもためたポイントを難なく使いきったのに、先日アルコールが入っていてうっかりしました。

決済の際、「ポイントを使う」をチェックせず、普通に支払ってしまいました。

ポイント付与期限は終了しているのにもかかわらず、普通にd払いの決済となってしまいました。

ポイントを使いに食事に行ったお店ですので、ショックは大きなものです。

失敗その4:「選んだ決済だけキャンペーン対象外だった」

最近は、PayPayau PAY、楽天ペイ、d払いの4種類すべてが還元対象になるキャンペーンが流行しています。

前述の品川区も、現在実施中の千葉県もこのタイプで、QRコードごとに上限が設定されるので、使い勝手があります。

このうち、お店で導入していない決済方法では支払えないのは当然です。

ところが「d払いは還元対象、PayPayは還元対象外だが決済は可能」という例に遭遇しました。

事務上の手続き漏れかなにかと思われます。

このお店で、還元対象でない決済を選び、多額を支払ってしまいました。

店の外に出てすぐ気づいたので、改めてキャンセルを依頼したうえで再度支払い事なきを得ましたが、思わぬ落とし穴があったものです。

決済直後にキャンペーン還元額が表示されない楽天ペイを使っていたら、還元対象かどうかすら確認しようがなかったわけで、怖い話です。

それ以来、使いたいアプリで必ずそのお店がキャンペーン対象なのか調べてから支払うようにしています。

失敗その5:「dポイントを充当したd払いで支払い」

これは筆者の実際の失敗ではありませんが、いかにもありそうなので取り上げます。

大型キャンペーンでd払いを使う際、たまっているdポイントを充当して支払うと還元対象外です。

このことを理解していても、アプリの「ポイント利用」を「on」にしていると自動で使われてしまうので、くれぐれも気を付けましょう。

いっぽう、以下についてはキャンペーン対象外にはなっていません。

・ PayPayアプリで「PayPayポイントを使う」をオンにして支払う

・ 楽天ペイで、「ポイントを使う」にチェックを入れて支払う

ですが、ポイントを充当して支払えば、当然還元額が下がり、不利になります。

キャンペーン中は、「たまったポイントを使わない」という癖を付けましょう。

なおPontaに関しては、au PAYで利用する際にチャージが必要になっているため、うっかり使ってしまうことはありません。

多額の決済をするなら気を抜かないように

キャンペーンでの失敗事例を挙げてみました。

中には、「やっぱり難しいからQRコード決済は使わない」という方もいるかもしれませんが、それはもったいない限りです。

失敗を予測して、あらかじめ対処しましょう。きちんと使うと、大型還元は楽しいものです。(執筆者:金融系ライター 沼島 まさし)

QRコードはデンソーウェーブの登録商標です。

《沼島 まさし》
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沼島 まさし

執筆者:金融系ライター 沼島 まさし 沼島 まさし

実践系キャッシュレスライター。 モットーは「経済圏に囲い込まれるな」「キャンペーンのためなら火の中水の中」 QRコード決済の地域還元のためなら、都内のあちこちに出没します。 たまにうっかり失敗しますが、失敗談もネタにしています。 寄稿者にメッセージを送る

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