空き部屋をうまく活用する副業は、物置として貸し出す場合が多いです。
しかし最近ではロケ用として空き部屋を装飾し、貸し出す副業が話題となっています。
- 空き部屋があるけど、うまく活用する方法はないのか…
- ロケ地として貸し出すサービスがあるってホント？
- どのくらいの収入になる？
空き部屋をうまく活用して収入へつなげたい、もしくはビジネスとして取り組みたい方は上記のように考える方もいらっしゃるでしょう。
そこでこの記事では、ロケ用の部屋を作って貸し出す副業について、情報を入手できたので詳しくまとめました。
目次
ロケ用の部屋を作って貸し出す副業とは？
ロケ用の部屋を作って貸し出す副業は、ロケ用部屋レンタル・自宅レンタルと呼ばれるサービスを指します。
文字通り、ドラマ・映画・CMなどで使われる撮影のロケ地に、ご自身の部屋を貸し出すサービスです。
最近ではWeb用ドラマに力を入れている事業も多く、より部屋レンタルの需要が高まっています。
一見、モデルルームやミニマリストのような必要最低限な家具しかおかず、キレイな部屋ではないと厳しいと思ってしまいます。
しかしむしろ生活感のある部屋の方が撮影の雰囲気に合っていることもあり、一概にキレイな部屋である必要もないのです。
参入しやすさからも、ロケ用の部屋を貸し出すサービスを副業として行っている方が徐々に増えてきています。
ロケ用部屋レンタルのメリット
ロケ用部屋レンタルのメリットは、なんといってもご自身の労力が不要な点です。
部屋を貸し出すだけなので、レンタル中は本業やその他の副業と並行して作業ができます。
不労所得のような形でお小遣い稼ぎをしたい方にとって、まさに理想的でしょう。
また部屋の有効活用ができる点もメリットです。
別荘や空き家、空き部屋を複数所有している方は、使わない時期の方が多くなっています。
持て余しているケースも少なくありません。
そこでロケ用部屋レンタルを利用すれば、需要がある場合に利用されるので活用の幅が広がります。
ロケ用部屋レンタルのデメリット
ロケ用部屋レンタルにはデメリットもあります。
まず1つ目は、需要に合わせた部屋の提供をしなくてはならない点です。
いくら生活感のある部屋に需要があるといっても、ゴミ屋敷やホコリだらけの部屋は選んでもらえません。
そのためある程度の清潔感や、撮影ニーズに合わせたインテリアにする必要があります。
家具や備品が壊されてしまうリスクがある点もデメリットです。
もちろん弁償はしてもらえるものの、希少性の高い骨董品や高級家具を置いてある場合には気をつけなくてはいけません。
不安な方は、壊されても良いものでインテリアをデザインしておくといいでしょう。
ロケ用部屋のレンタルを始める方法とは？収入目安もご紹介！
では実際にロケ用の部屋を作り、貸し出す方法についてご紹介します。
また収入の目安もご紹介しますので、ぜひ参考にしてください。
ロケ用部屋レンタルの始め方
ロケ用部屋レンタルの始め方はマッチングサイトに登録するだけの簡単な作業で完了です。
- LOCATION FIT（ロケーションフィット）
- StudioValue（スタジオバリュー）
上記のようなマッチングサイトで登録をするところからスタートです。
運営スタッフの取材・審査後に承認されると、レンタル提供ができるようになります。
その後、提供している部屋で撮影をしたい方からサイト経由で連絡が来るようになるでしょう。
そうすれば時間や撮影日を決めて、その時間に依頼主に明け渡すのみです。
依頼主が利用したあとに、報酬が口座に振り込まれます。
ロケ用部屋レンタルの収入例
ロケ用部屋レンタルの料金は登録者が決められます。
ただ一人暮らしするような間取りの部屋の場合は、1時間で3,000～5,000円あたりが相場です。
だいたい平均して2～3時間の使用なので、1回の契約あたり6,000円～1万5,000円ぐらいの収入と考えましょう。
もし月に5万円稼ぎたい場合には、2～3件ほど利用されると達成できます。
契約内容によっては長時間の撮影にもなるため、どのような撮影が行われるかによって収入が変動してしまう副業といえるでしょう。
ロケ地用のレンタルルームは需要をつかめば労せず稼げる！
今回はロケ用の部屋を作って貸し出す副業、「ロケ用部屋レンタル」について解説しました。
空き部屋をうまく収入へつなげられる効率の良い副業なので、ぜひレンタルできる部屋がある方は検討してみてください。
需要をしっかりとらえられれば、働かずに稼いでいける魅力があります。（執筆者： 奥泉 望）
