※本サイトは一部アフィリエイトプログラムを利用しています

注目記事

【詐欺増加中】auじぶん銀行などネット銀行やバーコード決済サービスを装うフィッシングが2月より急増 詐欺か見分けるための傾向と対策

ビジネス 社会
【詐欺増加中】auじぶん銀行などネット銀行やバーコード決済サービスを装うフィッシングが2月より急増 詐欺か見分けるための傾向と対策

フィッシング詐欺対策協議会は、2023年04月24日に、「auじぶん銀行をかたるフィッシング」について注意喚起を促す緊急情報を発信しています。

最近急増しているフィッシング詐欺は、ネット銀行や行政を語り、個人情報や金融機関に預けている預金などをだまし取る犯罪です。

ここでは、2023年2月より急増しているフィッシング詐欺の傾向とその対策方法を紹介します。

フィッシングが2月より急増

フィッシング詐欺とは

ネット銀行や行政、バーコード決済のなどの公式サービスを装い、詐称したメールを送信したり、その偽のメールに記載されているURLから、偽のホームページに接続させて、情報や預金などをだまし取る詐欺です。

公式サイトに似せた偽のホームページでは、「情報の更新のお願い」や「サービス停止のお知らせ」などの名目で、クレジットカード番号、アカウント情報(ユーザID、パスワードなど)といった重要な個人情報を盗み出し不正利用します。

フィッシング詐欺の事例

  • 不正利用を検知したので、ID・パスワードの再設定を促す内容
  • 取引条件等の変更のため、サイトにて情報の変更やアンケートを促す内容
  • 未払いや未納でサービス停止や制限を促す内容

もちろん、公式サービスからの正式なお知らせもあるので、注意しながら見分けましょう

フィッシング詐欺の対策

・ 「メールの開封」や「配信元への返信」、「ポップアップ上のボタンのクリック」はせずに、すぐに削除しましょう。

・ 開封してしまった場合でも、「記載URLのクリック」や「添付ファイルの開封」は行わないようにしましょう。

リンク先のサイトや起動した添付ファイルにIDやパスワード等などの情報の入力は絶対に行ってはいけません。情報を抜き取られ、口座残高を盗まれたり、個人アカウントでサービスの悪用をされる可能性が高いです。

・ 不審なサイト等でパスワード等を入力してしまった場合は、各サービスのカスタマーセンターなどに至急連絡しましょう。

・ 情報を確認する際は、利用している公式アプリやブラウザのブックマークから確認を行いましょう。

・ パスワードは定期的に変更しましょう。

・ IDパスワード等は、厳重に管理しましょう。

パスワードのクラウドへのアップ、スクリーンショットや画像での管理などは厳禁です。

他のサービスと同じパスワードに設定するなども控えましょう

詐欺にあってしまった場合、杜撰なパスワード管理は保証の対象になってしまう可能性が高いです。

フィッシング詐欺を見分けるポイント

・ ネット銀行などからのお知らせでは、メール本文に利用者・契約者の名前が記載されています。

・ 公式サービスからSMSやメール経由で、正式なメッセージ配信もあります。

ただ、怪しいメッセージを受信した場合、その発信番号をネットで検索すると、番号の契約事業者がわかるネットサービスがあるので、おかしいと思ったときは番号検索をしてみましょう。

公式のメールドメインかチェックしましょう。

「n → m」、「L → I」など似た文字で置き換えて巧妙に作られたアドレスの場合もあるため、スペルには注意しましょう。記載されているURLも同様です。

日本語が文法的におかしい、警告文など重要なアナウンスの割に情報が少ないなど疑わしいメッセージの場合、リンクはクリックせず、公式アプリやブラウザからログインしメッセージと同様のお知らせがないかを確認しましょう。

慎重にチェック

最近は、ネットやアプリサービスが拡大し、企業やサービス、行政からのお知らせがメールなどで発信されることが多くなりましたが、一方でフィッシング詐欺は巧妙かつ精密なものに日々、進化しています

ネット銀行などは、ネットということもあり簡単で便利な一方フィッシング詐欺などが見分けにくいというデメリットもあります。

2023年2月から急増し、4月中旬までの間に600件以上発生、被害総額は9億5,000万円以上にのぼっています。

フィッシング詐欺対策協議会の公式サイトでは、4月に入ってから「auじぶん銀行」以外に、「FamiPay」「セブン銀行」「住信SBIネット銀行」など、ポイ活ではお馴染みの銀行やサービスに関する注意喚起が発信されています。

ネット銀行やバーコード決済などはポイ活民にとって身近なサービスなため、フィッシング詐欺の存在は無視できません。

公式の情報なのかがキーになりますが、一見わかりにくいものが増えてきました。

メール内に記載されたリンクをクリックせずに公式アプリやブラウザからのチェックなどのルートを使って慎重にチェックしましょう。(執筆者: 太田 玲世)

《太田 玲世》
この記事は役に立ちましたか?
+7

関連タグ

太田 玲世

執筆者: 太田 玲世 太田 玲世

これまで結婚、出産、子育て、離婚、リストラ、ワーキングプアなど、多様な苦行を乗り越えながら、自分を守るためにたどり着いたのがお金の知識。日々、金融や節約、ポイ活を勉強ながら、子育てが終わる10年後に「FIRE(ファイア)」を目指すシングルマザー。 寄稿者にメッセージを送る

今、あなたにおススメの記事

特集