不況だと資格試験の学校が繁盛するようです。会社の中での生き残り、転職する場合のアピールなど資格取得を目指す方の動機はさまざまです。差別化するために資格取得を目指すならば、独学では難しいので、資格試験の学校を利用するのが効率的です。
ただ、受講料が数万円から数十万円かかりますので、経済的な負担は相当なものです。そんなときに利用したいのが「教育訓練給付制度」です。教育訓練給付は失業の時お世話になる雇用保険から給付されます。
雇用保険の被保険者（ 一定の条件を満たす在職者）と被保険者であった方（離職者）が利用できます。 受給資格についてはハローワークで教えてもらえます。給付の対象となる講座は、厚生労働大臣指定の講座です。
この受講し修了した場合、受講費用の20％相当額（上限10万円、4千円を超えない場合はなし）が戻ってくるシステムになっています。希望する講座が見つかったら、講座を開講している資格試験の学校に直接申込みをし、費用を全額支払い、講座を受講後、学校から証明書をもらって、ハローワークで手続きをすることで給付金をもらいます。
この制度があるから講座を受講しようと考えるのは本末転倒です。将来のキャリアアップに役立つ講座かどうかよく考えてから受講するか決めましょう。
詳しくは下記ホームページをご覧ください。
http://www.mhlw.go.jp/bunya/nouryoku/kyouiku/
