単身世帯の「お金」の話の最後。経済的な豊かさを実感するために大切なことは?
「ある程度の額の年収の実現」(64.9%)
「ある程度の額の金融資産の保有」(46.2%)
「消費財購入やレジャー関連支出の充実」(25.2%)
「マイホームなどの実物資産の取得」(12.8%)
安定的に収入を確保することができる安心感や、不安を感じることのない程度に蓄えがあることが重要な要素だということのようですね。また、お金を使ってモノやサービスを買うことで、「お金を使える自分」を感じられることも「豊かさの実感」になっています。
心の豊かさを実感するために大切なことは?
「健康」(50.9%)
「趣味の充実」(44.7%)
「経済的な豊かさ」(43.1%)
「時間的な余裕」(36.2%)
「仕事の充実」(22.4%)
「将来の生活への安心感」(22.4%)
「家族との絆」(21.3%)
経済的な豊かさも、心の豊かさも、「豊かさ」を実感するためには、いろんな意味で「マイナスのない状態」であることが大切なのですね。
生活設計策定の有無については、
「現在生活設計を立てていないが、今後は立てるつもり」(49.0%)
「現在生活設計を立てていないし、今後も立てるつもりはない」(20.2%)
おそらく、現在生活設計を立てていない人は、特に何もなければ、今後も立てない方が多いように思います。「しよう!」と思ってなかなか実行できないのが私たちの性分だからです。行動のキッカケは、大きな支出を伴うことが起こる場合や、収入が減ることがわかったときなど・・・・つまりは、「危機感」がバネになります。
とりあえず架空の「危機感」でもいい。何かを想定して、長期的な生活設計をしてみるといいですね。おそらく、将来の生活に設計図があるのとないのとでは、「暮らし方」に大きな差が出てくると思います。