今が大事・・・よく聞く言葉です。今だけが大事?今こそ大事?今から将来が大事?ニュアンスがそれぞれ違ってきますが、「今」がなければ、「将来」はないことは確かですし、「今」が大事だけれども、「将来」も大事であることも間違いありません。
今を「一所懸命」活きるには「本気」というエネルギーが大切です。そのエネルギーはレベルであったり、達成度合いであったり、金額であったり、数であったり・・・図式化すると縦軸に該当します。
さらに、将来も大事にするには「根気」というエネルギーが大切です。そのエネルギーは時間であったり、回数であったり、頻度であったり・・・図式化すると、横軸に該当します。
継続こそ力であることはわかっていても、継続するには「意識」が必要で、仮に「方向性=目印=心意気」が意識できないと、ついつい「あきらめてしまいがち」です。心意気は図式化する縦軸と横軸の交わったポイントにあります。
つまり、継続的な管理のポイントは「根気と本気と心意気」といえるでしょう。「3つの気」を継続的に管理するには「5W3H」で検証することをお勧めします。
When(いつ)
Where(どこで)
Who(誰が)
What(何を)
Why(なぜ)
そして
How Long(期間)
How Much(金額)
How Often(頻度)
を検証することで、失敗を成功に導くことも、やり方を修正することも、考え方を訂正することもできます。「成功の反対は・・・何もしない」何も行動しないということは、後に残るものは後悔のみ。
何かしら行動を起こしたものは、5W3Hの管理によって、その反省点も改善点も問題点も修正点も・・・ひいてはそれらの点(ポイント)が修正案、改善案、代替案、廃案などの案(アイディア)につながり、結果として継続し続ける中で成功へと導かれていくのです。
5W1H・・・その1Hを「How=手段」と暗記してしまった日本では、一つの目的に対し手段が一つであるかのように行動してしまい、「あきらめやすい体質」を作ってしまったことが「無気力」へと繋がっているのかもしれません。
決してあきらめない強い心を作るためにも、根気(継続力)・本気(集中力)・心意気(思い描く方向)を意識してほしいと思います。