投資リスクを抑えながら小さな儲けを積み上げていく方法をお勧めします。リーマンショック後の株価は低迷していましたが、2月20日のニュースで15,000円を回復し、明るい兆しが見えつつある状況といえるので長期投資を始める方には良いタイミングとも言えます。
老後資金は、長期で運用して、しっかり貯めてゆくことが基本戦略なので、買っても値下がりしづらい銘柄を中心とした内需株や分散投資でリスク回避をした投資もよいでしょう。付け加えて言えば、高配当と株主優待サービスが充実している銘柄を、ちょっとそこらでは、投資家は手放さないので急に株価が下がることはありませんので、銘柄を選ぶ参考にしてみて下さい。
さて、長期投資でお勧めしたい簡単な方法としては、証券会社のファンドマネジャーに運用をおまかせできる投信積立です。
投信積立とは、投資の知識がなくとも、ファンドマネージャーが複数のアセットタイプ(資産の種類)に投資資金を分散させて、「ポートフォリオ」の考え方に基づいた投資であり、多少の手数料は必要ですが管理する手間がかからず、たまに株価チェックするタイプに向いた金融商品です。
投資の種類のアセットタイプは一般的に「株式」「債券」「不動産(リート)」の3種類が、それぞれ「国内」「海外」ごとに、合計6種類あります。
選択するのは、どのタイプを選ぶだけですし、証券会社にもよりますが、最低毎月1000円の積立から始められるので、おこづかいを貯金する感覚で始められるのも魅力です。
少額でも投資による運用ですので、ちょっとずつ買い続けても長く続けていれば配当金が得られる可能性もあります。さらに配当金が投資元本に組み込んでさらに運用に回すことで利益が積み上がさっていく形となります。(但し、絶対の保障はないことも知っておいてください。)
投資とはお金に働いてもらう考え方です。 貨幣価値は、物価水準によって異なるものの紙幣の枚数だけで見れば、お金は持っているだけでは、増えも減りもしません。
40代であれば、長期間ただ寝かせているだけのお金であれば、長期投資で運用をしてみるスタイルがあってもよいのではないでしょうか。
投資スタイルは、人の性格のように色々あります。一度、この機会に考えてみて興味をもっていただければ幸いです。