金融機関がお金を貸してくれるのは、あなたに信用があるからです。信用は4つのCで判断されます。
・Control(自己管理)
・Capital(資産、担保)
・Capacity(支払い能力)
では、自分の信用力はどのくらいでしょうか?調べる方法をご存じでしょうか。
自分の信用力は、個人信用情報センター(中立的な機関)に登録されているので、問い合わせれば、自分の信用情報を入手できます。入手できる情報は、氏名や生年月日、電話番号などの個人を特定する情報やクレジットカードやローンなどの取引に関する情報(利用金額、残高など)と支払状況(返済の遅延の有無など)です。
信用情報の中で、ローン残高や返済履歴は特に重要です。信用情報センターは、業界別に複数あり、CIC、日本信用情報機構、全国銀行個人信用情報センターの3つがあります。金融機関はどこかの会員になっており、ローン希望者から借入審査の申し込みを受けると会員になっている個人信用情報センターに借入審査申込者の信用情報を照会するしくみになっています。
余談ですが、最近、国の奨学金も一定期間返済が遅れると個人信用情報センターに登録(ブラックリスト化)されるようになりました。
また。国の教育ローンは6か月分の預金通帳の提出も求められます。家賃や公共料金などが滞りなく支払われているかチェックするためです。
一度、自分の信用力を調べてみませんか?