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家計簿ストレスから解放される 家計簿いらずの家計術

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家計簿ストレスから解放される 家計簿いらずの家計術

 「今年こそは!」と家計簿をつけ始めている方も多いかと思います。でも、2月も中旬になりそろそろ家計簿疲れを感じている方もいらしゃるのではないでしょうか? 「家計簿が続かない」というご相談もしばしばお受けします。そこで、家計簿ストレスから解放されて、ラクに家計を管理する方法をご紹介します。

家計簿をつける目的は?

 「家計簿が続かない」とお悩みの方にはまずこうお尋ねします。「何のために家計簿をつけたいのですか?」大抵は「家計を把握したい」そして「お金を貯めたい」という答えが帰ってきます。

家計を把握したい方へ

 「家計を把握したい」のであれば、通帳記入をおすすめします。住居費、保険料、通信費、水光熱費、教育費など固定的支出の多くが口座から引き落とされていると思います。そして何に使ったか分からない現金支出は「生活費」とまとめてしまいましょう。

 家計管理においては「食費にいくら使ったか」を把握する以上に、1年間の大きな家計収支を把握することが大切です。

お金を貯めたい方へ

 「お金を貯めたい」のであれば、目標を持って予算管理をすることが大切です。「いつまでにいくら」と目標を定めて、目標達成のために「年いくら、月いくら」と目標貯蓄額を明確にしましょう。収入から目標貯蓄額を差し引いて、残ったお金で生活するという「先取り貯蓄」が有効です。

 家計簿はつけるに越したことはありませんが、「家計簿をつけても貯まるのはストレスだけ」という声も。家計簿をつけてもお金は貯まりません。家計簿は過去の記録だからです。家計の現状を把握し、目標をもって、無理なく続けられる家計管理の方法を考えてみましょう。(執筆者:小谷 晴美)


《小谷 晴美》
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小谷 晴美

小谷 晴美

しなやかライフ研究所 ファイナンシャル・プランナー(CFP®) 国立教育大学教育学部卒業。前職では中小企業診断士として商業・サービス業の経営指導に携わる。2006年、ファイナンシャルプランナー資格を取得し、「暮らしのお金」と「起業のお金」の身近な相談役として個人相談の他、研修・セミナー、執筆に従事する。zoom相談も開始し、全国から家計や起業にまつわる相談を受けており、1,000件を超える豊富な相談経験から読者の「知りたい」に応える情報発信している。 保有資格:日本FP協会CFP®認定者、日本メンタルヘルス協会公認心理カウンセラー、住宅ローンアドバイザー 寄稿者にメッセージを送る

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