大掃除と一緒に、ぜひやっていただきたいのが「不用品の処分」。大掃除の時期は、「捨てようかどうか迷っているもの」や「長年使っていないのに放置しているもの」と、とことん向き合う機会です。
目次
洋服の処分で片づけに弾みをつける!
洋服は、片づけの中でも比較的手が付けやすいところ。しかも、不用品が多くて処分するときのインパクトも大きいので、洋服の処分が終わったあとも、他の片づけを続けるモチベーションを得やすいんです。
そこで、今回はシンプルライフを目指し、どれぐらいの洋服を「残しておくといいのか?」ということについてお話ししたいと思います!
※不用品の処分をするときには、不用品を探すのではなく、手元に置いておきたいものを探し、それ以外を処分するという方法の方が成功するんですよ♪
1シーズン10着を目安に洋服を選ぼう
洋服は、たいていの人は200着~300着程度持っていると思います。年齢が上がるほど持っている衣類の数も増える傾向にありますから、もっと多くの洋服を持っている人も多いでしょう。
まずは、今持っている洋服の中から、1シーズンにつき10着ずつ選んでください。つまり、各シーズンごとに洋服の「ベスト10」を決めるのです。フォーマルや制服などの「絶対に無いと困る服」は数に含めなくてもかまいません。
ベスト10を選んだら、それらが問題なく着回しできるかを考えます。もし着回しに困る服があれば、新たに着回しのきく服を買い足してもOKです。
各シーズン10着ですが、冬服はどうしても多くなってしまいがちですから、トータルで40~50着になればOKとします。
筆者の場合は、このような所持数になっています。
・カーディガン 3着
・ひざ丈スカート 4着
・ワンピース 6着
・マキシワンピ 2着
・セーター 4着
・チュニック 2着
・パンツ 2着
・アウター 3着
合計 30着
下着も含めて100着以内を目指そう
上記で選んだ服以外にも、靴下や下着など、他の衣類も合わせて合計100着以内には収まるようにするのが理想です。筆者の場合は、このような所持数になっています。
・靴下 6組
・レギンス 3着
・カラータイツ 2着
・ストッキング(肌色) 2着
・ストッキング(黒) 1着
・キャミソール 3着
すべての洋服の合計 52着
わたしはかなり洋服の数を厳選して減らしていますが、ここまでいかなくても、合計100着を目指していくと、クローゼットがかなりスッキリするはずですよ。
洋服の断捨離で洋服以外に捨てられるもの
洋服を処分すると、収納家具やハンガーなど、他にも処分できるものが出てきます。収納家具も、あるとついモノを入れてしまいますから、できれば手放してしまいましょう。下着などこまごましたものを収納するためのケースや、大量のハンガーも手放すことができるのでさらに空きスペースを作ることができますね。
また、洋服の処分を終えると、次にはバッグや靴といった他のファッションアイテムにも手を付けたくなるもの。さらには本や雑貨など、他のものを片づけるときにも「まずはベスト10を選んでみよう」というようにお気に入りのものから選んでいくことによって不用品を処分しやすくなりますよ。
洋服を整理するときには、ぜひ「1シーズンにつき10着」を目安に厳選した洋服を選びだしてみてくださいね。(執筆者:吉見 夏実)