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特に派手なお金の使い方はしていないはずなのに、なぜだか月末になるとお金が足りなくてカツカツになってしまう……
そんな独身男性は多いようです。女性であれば美容代や洋服代を節約するだけでも大きな効果が得られますが、独身男性で、特にお金のかかる趣味も持っていない、という人だと何をすれば節約できるのか分からないですよね。
そこで、今回は独身男性のための、節約術を紹介したいと思います!
目次
節約の目的・目標を決めよう
ただ「節約しなきゃ」と思っているだけでは、具体的な行動に結びつきませんし、節約が三日坊主で終わってしまう可能性も高くなってしまいます。あなたは、何のために節約したいのですか? そして、節約した結果何を手に入れたいですか?
「○○のために、○○円貯めたい」という目的・目標を考えてみましょう。
・彼女と結婚するために、結婚資金を300万円貯めたい
・結婚後のへそくりとして100万ぐらい隠し財産を作りたい
・車を買うための資金100万円を貯めたい
・マンションを買うために頭金400万円貯めたい
・株など投資に挑戦するためにまずは50万円の資金を作りたい
・洋服や美容にお金をかけてモテたいから月々3万円ゆとりが欲しい
などなど、自分が何にお金を使いたいのか、そのためにいくら必要なのか、具体的に考えてみましょう。
無理のない節約をしよう
節約と言うと、「チラシをチェックして安いスーパーをはしごする」みたいな、面倒くさくてつらいものというイメージを持っている男性も多いようです。たしかにそういった節約も大切ではありますが、そんな面倒くさいことをしなくても節約はできるんです。
通信費の見直し
パソコン・スマホの通信費は、毎月かかるお金です。にも関わらず、何年も前からプランを見なおしていない、なんていことはありませんか? スマホのみ使う人であれば格安スマホに替えるだけで月々3,000円程度(機種代金込)にまで下げることができますし、パソコンがある方でも、「ぷららモバイルLTE」の無制限プランを使えばかなり通信費を圧縮できます。一度見直すだけでず~っと節約効果が続くので、必ず見直しをしておきましょう。
格安スマホmineo⇒
生命保険の見直し
職場に保険会社の方が来て、勧められるがままに契約した、という独身男性は案外多いです。そのときは納得して契約したのだと思いますが、そのプランが本当に妥当なのか、確認してください。独身男性の場合、高額な生命保険は必要ありません。生命保険も、一度見直せばず~っと節約効果が続きますよ。
デート代にメリハリをつける
彼女がいると、日々のデートにもお金がかかります。全額出している人はそれだけで月にかなり使っているのではないでしょうか? 今からワリカン制に替えるのが難しい場合は、日々のデートはディナーよりランチにする、自宅デートを増やすなど、お金のかからないデートにしてください。「将来のことを考えて貯金も増やしたい」と話せば、彼女の理解も得られやすいです。
簡単な自炊をする
外食ばかりしている人は、それを自炊にするだけで月に数万円浮きます。ただ、いきなり毎日料理をするなんて大変ですよね。味の素のクックドゥやキッコーマンの「うちのごはん」シリーズなどを使えば、自炊の手間が大幅に減らせます。また、めんつゆや焼肉のたれなどの合わせ調味料を使うと味付けが楽にできますよ。
コンビニをやめる
コンビニは、「ついで買い」をさせることによって売上を上げています。レジ前のちょっとしたお菓子なんかはまさしく「ついで買い」しやすいもの。コンビニも、プライベートブランドの商品などは割安なものもあります。ただし、その見極めができるのは主婦など、普段からスーパーやドラッグストアに行きモノの値段を把握している人だけ。コンビニばかり行っている人は、スーパーに行くようにしましょう。
お酒はまとめ買いにする
毎日お酒を飲む人が毎日コンビニでビールを買うなんて、もったいないです。焼酎が飲める人なら、お徳用の焼酎を買っておくのが一番安上がりですが、ビール党の方でもケースで買うだけでずいぶんと節約になります。
意味のあることにお金を使おう
節約術には他にもいろいろとあるのですが、意識したいのは、「これにお金を使う意義があるのか?」と考えること。
1回あたりの単価が高い飲み代も、仕事上で外せない飲み会なら、それは使う意義のあるお金だと言うことですよね。逆に、同じような服を持っているのに、また同じような服を買ってしまった、というような場合だと、お金のムダになってしまいます。
エアコンを付けるときにも、「今、本当にエアコンをつけるほど寒いか?」と考えて少しだけ我慢してみる、というのも節約になりますね。自分のあたまで考えてみて、「どうしてもこれが必要だ」、「意味のあるお金の使い方だ」と思えるものにだけお金を使うようにしていれば、今より使うお金はぐっと減るはずです。
お金の使い方を意識していなければ、こまごました節約術だけを実践していても結局他のところでムダ遣いしていしまうものです。「なんとなく」で使っているお金が多い人は特に、意識してお金を使うだけでも十分な節約になりますよ!(執筆者:吉見 夏実)