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どの銘柄を選ぶ?
「どの銘柄を選ぶ?」かは、難しく考えれば難しいですが、サラリーパーソンで迷ったら、自分が勤めている会社、例えば、食品、流通、不動産、サービスその等の良く知った業界で1番、2番の会社を東証1部から選んだら如何でしょうか?
もし、自営その他主婦等で選べなかったら、好きな会社や、日頃自分が好んで使う化粧品の会社から、良い商品を出している会社を選ぶのも、良い方法と思います。自分の10~30年先の将来の為に長期投資する訳ですからそれに耐えれそうな銘柄選択が出来れば最良です。後述のROEの高い銘柄を選ぶのも1つの方法ですね。
私も大分迷いましたが、同級生が就職し堅実で良い商品を出す化学の花王を200株で、後は昨年2014年「日経社と日本取引所Grおよび東証が、共同で開発した指数・ETFで、時価総額加重型」でJPX日経インデックス400(東証他の3700銘柄を3年間平均ROE/営業利益/時価総額でスクリーニングした400銘柄)を10月に購入(eMAXIS JPX日経400インデックス)しました。
前者を84万円/200株、後者を15万円/13万口(約1.15万/万口)で購入しました。今後の両者の動きは分かりませんが2015/3/19現在株価は上昇し前者が45%、後者が15%で、両者で40%上昇しています。JPX日経インデックス400は5銘柄有りますが、日銀が2014/10/31の金融政策決定会合で、株価連動型上場投資信託(ETF)を年3兆円購入する対象銘柄でも有ります。
どこに口座開設する?
お付き合いのある銀行、証券会社から最適な処をお選び下さい。もし適切な処が無いようでしたら、好きな銀行・会社を選び住民票を提出して申込みましょう。1~2月後に投資可能になります。私は銀行、証券会社とも有りますが昨年、購入経緯から分散されていたものを統合した証券会社を選びました。売買の手続きに、画面の操作しやすい処も選択肢の一つでした。
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3. どの位投資するか?
将来の為に投資する訳ですから、余裕資金で投資しましょう! その額を判断出来ない場合は、これから3年間の生活資金を別口に取って置いて、残ったお金を余裕資金と考えたら如何でしょうか?
10万円でも50万円でも100万に達しなくとも来年はもっと増えるでしょう。10万円有れば前述のETFなら立派に投資出来ますよ。
そして、なかなか誰も出来ないことですがその資金が仮に半分になっても慌てなくて済むように(生活資金に手を掛けないように)しましょう。このようなリスクはリーマン・震災のようなものですから、長期投資家は対応できないし、短期の方でも余程のプロでないと対応困難です。又、数年~10年に一度ぐらいの確率で有るかもしれないと予期しましょう。
4. NISA制度のメリット
この制度は英国版「Individual Savings Account (個人貯蓄口座)」をモデルにした、少額投資非課税制度です。中長期で安定的な家計の資産形成。その為に若い層の投資家育成。年間100万円を上限とし、非課税投資。売却益、配当金・分配金非課税(要手続き)。額の大小に関係なく投資経験を積めることが最大のメリット(5年10年経つとその経験が大きな財産)かも知れません。
一般口座の商品を移管できず、非課税枠の再利用できず。短期投資には不向き等がディメリットですかね。来年はジュニアNISAもスタートするとのことです。
5. PER、ROEについて
1) PER=株価/1株当たり利益
例)税引き後利益=50億、発行済み株式数=1億株、株価=500円の場合、1株当たり利益=50億/1億=50円
PER=500円/50円=10倍 となります。
時価株価がこの1株当たり利益の何倍迄買われているかをみる指標。
2) 株主資本利益率=ROE(%)
(税引後利益/株主資本)*100=(1株当り利益/1株当り純資産)*100。
ROE算出の際の株主資本は「期首・期末の平均値」を使用し企業の収益性を測る指標。「純利益」と「株主資本」は毎年変化しますので、ROEも毎年変化します。今年よりも来年より高くなる企業を見つけて投資出来ると良いですね。
ROEも米国、22.6%、欧州15.0%に比し、日本は5.3%と低位のデータも有り、この上昇が課題との説も有ります。(2015/3/17日経新聞1面日立・三菱重がROEを経営目標,の記事より)
6. 今後について
私は、今年2015のNISAをまだ購入して有りませんので、現在の相場から何時購入したかを、次回以降記載出来たられたらと思っています。以上です。(執筆者:河村 富夫)