家計の中で節約すべき項目はいろいろありますが、「酒代がもう少し抑えられればいいのになぁ」と考えている人も多いのではないでしょうか? とは言え、お酒は嗜好品。「趣味みたいなものだからやめたくない」とか「安いお酒ばかり飲んでいても楽しくない!」という人もいらっしゃいます。
そこで、今回は酒代の節約法を7つ紹介しますので、「これならできそう」という自分に合った節約法を見つけていただければと思います♪
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目次
お酒代の節約術7つ
【1】外飲みが多い人向け! 外飲みの回数を減らす
外飲みより家飲みの方が安上がり、ということはみなさんご存じのはず。ちょっといいおつまみを用意したとしても家飲みの方が安くつくので、外飲みの回数を意識的に減らしてみましょう。「二次会は行かない」、「当日急に誘われた飲み会は3回に1回は断る」など、自分なりのルールを作るといいでしょう。
【飲み会を1回減らすごとに3,000~4,000円の節約】
【2】飲みに行くとお金を使いすぎる人は、1回あたりの金額を減らす
外飲みの費用が高くついてしまうのは、回数だけでなく1回あたりの金額にも原因があります。ビール1杯とおつまみ1~2品程度で「ちょい飲み」したらサクッと切り上げて後は家で飲む。事前にお得なクーポンを探しておく。というような節約の仕方があります。
【「ちょい飲み」を週に1回実践すれば1か月あたり4,000~5,000円の節約】
【3】毎日飲む人は健康のためにも休肝日を作る
肝臓に負担をかけないためにも、週1~2回の休肝日を作ることが推奨されています。意識的に休肝日を取り入れるのがおすすめです。毎日350ml缶のビールを2本飲むという人なら1か月に60本。週に1回休肝日を作れば54本、週に2回休肝日を作れば45本に抑えられます。
【週2回休肝日を作れば1か月で3,000円の節約】
【4】ビールばかり飲んでいる人は安いビール系飲料に変える
発泡酒や第三のビール(新ジャンル)でも、慣れれば普通に飲める、という人は少なくありません。さらには、プライベートブランドの新ジャンルだとさらに安く買えます。
普通のビールは350ml缶が1本200円程度、新ジャンルだと100円程度なので、単純に酒代が半分になるという計算です。お気に入りのビールは特別な日だけにして、普段は発泡酒や新ジャンルを飲んでみてはいかがでしょうか?
【1か月1万円かかっている家庭なら5,000円の節約】
【5】焼酎が飲める人なら焼酎を取り入れる
ビール党の人も、節約したいのであれば積極的に焼酎を取り入れましょう。焼酎は断然節約できます。1800mlの紙パック入り焼酎だと1本あたり1,500~2,000円程度、4000mlのペットボトルのものでも安いもので2,000円程度からあります。
はじめの1本だけビールにして、あとは焼酎を飲む、という方法もありますよ。
【毎月350ml缶の第三のビールを60本飲む人が紙パック焼酎3本にすると1,500円の節約】
【6】まとめ買いで安く買う
節約したいなら、コンビニで購入するのは絶対にNGです。せめて、スーパーで買うべきです。そして、それよりも安く買えるのが、「まとめ買い」です。
ビールでも焼酎でもワインでも、なんでもまとめて買った方がお得なのは言うまでもありません。ただ、まとめ買いをすると、普段以上に飲んでしまう人もいます。試しにまとめ買いしてみて、普段以上に飲んでしまうことが無いか検証してみると良いでしょう。
【毎月350ml缶のビール60本飲む方なら1,500の節約】
【7】美容・健康を気遣う人なら高級志向に変える
「水のように何気なく飲むのではなく、味わって飲むようにした」という人は、節約にも成功します。毎日当然のように飲むというのではなく、週末など時間があるときに、良いおつまみと良いお酒を用意して、ゆっくり味わって飲む、という飲み方に変えるわけです。健康にも良く、ダイエットにもいいですよね。
飲む量自体がかなり抑えられるので、良いお酒を買ったとしても節約になりますよ。
【毎日2本飲んでいる人が週に2回、1本500円のビールを飲むようにすれば6,000円の節約】
自分に合った節約法を選べばストレスも無い
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お酒が大好き! という人でも、飲み方や好きなお酒の種類など、お酒の楽しみ方はさまざまです。「とにかくアルコールが飲みたい!」という人なら、飲む量や飲む頻度を減らすのはつらくても、安いお酒に変えることには抵抗が無いかもしれません。逆に、「高級なお酒を飲むのが好き」という人なら、飲む頻度や量は減っても、たまに高級なものを飲む、というスタイルの方が受け入れやすいですよね。
お酒代を節約したいのであれば、好きなものを好きなだけ飲む、ということはやめなくてはなりません。しかし、飲む方や飲むお酒を変えることでストレスなく節約はできるはずなので、自分ができそうな節約法を試してみてくださいね。(執筆者:吉見 夏実)