家のネットやスマホの通信料、高いですよね。家族で利用するなら自宅に光回線を引いて、スマホ代も割引があったりして節約できますが、一人暮らしだとどうしても割高になってしまいます。光回線で月に6,000円程度、スマホ代が月に8,000円だとしたらそれだけで1か月の通信料は14,000円にもなります。
もっと、通信料を節約することはできないのでしょうか? 今回は、一人暮らしの方で、スマホを持ちながら自宅ではパソコンを使っている、という人のための節約術を紹介します!
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目次
方法は2つあります
通信料を節約する方法は2つ。普段のネットの利用の仕方によって、向いている方を選びましょう。
・格安スマホをテザリングにして使う……月3,000円程度
【よく使う人向け】格安スマホとモバイルルーターを使う
モバイルルーターとは、通信するための機器。出かけるときはスマホとモバイルルーターを携帯する必要がありますが、自宅のパソコンもモバイルルーターで繋げるので通信料の節約になります。
おすすめはWiMAX2+です。月額3,000~4,000円で使うことができ、安いところを選ぶと2,000円台でも可能です。「RaCoupon WiMAX2+」だと月額2,388円とかなり安いです。
さらに、スマホはdocomoやau、Softbankではなく、格安スマホにMNPします。ネットはWiMAXを使うので、高速通信が使えないタイプのSIMカードを選びます。
たとえば、DMM mobileのライトプランなら月額440円です。なお、400円台の激安SIMカードというのは通話ができません。LINEやSkypeといった通話アプリで事足りるなら、これで十分です。
一方、電話も必要だという人は、さらに2つの方法があります。
・通話つきSIMを選ぶ
通話専用のガラケーであれば、一番安いプランで3円で持てるものもあります。auのガラケーでプランEシンプルを選択すると割引きで料金が相殺されてユニバーサルサービス料のみで済みますよ。また、通話が多い方ならかけ放題プランを選ぶことで1,000円ちょっとになります。
通話つきSIMの場合、月額1,000円程度からあります。モバイルルーターとスマホを持って、さらにガラケーまで持ちたくないという人はこちらを選びましょう。
【月額料金】
・通話ナシで大丈夫な人……WiMAX+格安SIM=3,000円程度
・通話少し必要な人……WiMAX+格安SIM+ガラケー=3,000円弱/WiMAX+通話付格安SIM=3,500程度
・かけ放題が必要な人……WiMAX+格安SIM+ガラケー(かけ放題)=4,000円程度
【たくさん使わない人向け】格安スマホをテザリングにして使う
テザリングとは、スマホ自体がモバイルルーターの役割を果たし、パソコンの通信をできるようにするものです。スマホの設定画面から設定ができます。
一般的な通信キャリアの場合は通信量の制限があり、また、容量の大きいプランを選ぶとそれだけ高くなってしまいます。さらに、パソコンはスマホよりも通信量が多くなりますので、対応してきれない可能性があります。
おすすめは、ぷららモバイルLTEの定額無制限プランです。月額2,760円でネットが使い放題になります。通話付プランだと+700円になります。
ただ、テザリングでは快適度はモバイルルーターに劣ります。基本的にはほとんど問題なく使えるのですが、大容量のファイルを送受信するときや高画質の動画を見る、といったときには遅さを感じるはずです。
モバイルルーターを使うよりも安くはなるものの、仕事や大学のレポートでパソコンを使う、という人はよく考えてから決めましょう。
【月額料金】
・通話ナシで大丈夫な人……格安SIM無制限プラン=2,760円(ぷららモバイルLTEの場合)
・通話少し必要な人……格安SIM無制限プラン+ガラケー=2,763円/通話付格安SIM無制限プラン=3,460円
・かけ放題が必要な人……格安SIM無制限プラン+ガラケー(かけ放題)=3,760円程度
格安スマホに乗り換える方法
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ちなみに、上記の金額にスマホの端末代は含まれていません。現在使用しているスマホがまだ分割代金支払い中の場合は、簡単に格安スマホに乗り換えられませんよね。
今使用しているスマホがまだまだ使えるなら、その端末をそのまま格安スマホにしてしまいましょう。格安SIMには主にドコモ系とau系があるのですが、今回ご紹介したぷららモバイルLTEとDMM モバイルについてはいずれもドコモ系です。
現在docomoで契約している人なら、今お使いのスマホをそのままMNPで格安SIMに替えることができますよ。auやSoftbannkの人は、「SIMロック解除」という手続きが必要です。店頭手続きなら3,000円、WEBからなら無料でできますが、対象機種が限られていたり購入から180日以上経過していること、といった制約があるので注意してください。
次に、新たに端末も購入したいという人の場合は、自分で端末を用意します。ソフマップやAmazonでは中古や新品のスマホが売られています。利用する格安SIMのエリア(ドコモ系かau系か)に合わせて選んでもいいですし、はじめから「SIMフリー」と記載されたものを選んでもいいですね。
新たに端末を購入する場合は数万円の出費になりますが、それでも今後通信料が下がることを考えれば、すぐに元は取れますよ。(執筆者:吉見 夏実)