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節約していると、ふだん買う品物が安く買えたときや、必需品が安く買えた時ってとってもウキウキしませんか?
常備食材や調味料などは特売のときの底値を狙ってまとめ買いするとか、値引きシールの貼られる閉店1時間前を狙って買い物に行くなどというのは食費節約の王道ですよね。
いつもの定番食材を安く購入するには2つの方法があります。
ひとつはいつもの品物を価格が安い時に買うという方法、もうひとつは大容量パックなどのグラムあたりの単価を低く抑えた品物を選ぶという方法です。日々節約に励んでいる方なら当たり前の節約術ですが、今回はスーパー経営の裏話をちょこっとご紹介。知っているとさらにお得なお買いもの術をご紹介します。
目次
単価の安い大型パックがお店に並ぶタイミングは?
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お肉やお魚といった生鮮品の大容量パックはグラム当たりの単価がちょっと安くなっているのでまとめ買いアイテムですよね。一般的に、平日よりも休日のほうが大型パックのアイテム数・数量ともに品揃えされる傾向は強いのはすでにご存じかと思います。
では、どの時間が一番狙い目なのかというと品物の鮮度と充実度合いでいうと、実は開店直後よりも「午後」であることが多いのです。
鮮度・品数とも売場のピークは夕方少し前
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一般的に、スーパーというのは開店時間と、夕方の来店ピークに向けての1日2回、しっかりと売場を作りこみます。開店時間と午後16時くらいに最も売場を厚く仕上げられるように運営コントロールされているのです。
ただ傾向として、開店直後は品揃えはそれなりにあるけれどもその中に前日加工分(前日の売れ残り)が混ざっている可能性大。午後はその日営業が始まってから加工とパッキングされた鮮度の良い商品が並んでいる、という確率が高くなります。
買い置き食材は鮮度が少しでも良いほうがいいと考える方も多いと思いますので、休日の食材買い出しに行くなら時間帯の目安としては、午後の売場ができてから客数が1日の最大ピークになる少し前の時間帯がおすすめです。
15~16時頃の売場は鮮度・品揃え共に最も売場が充実しているうえにレジ待ちの長い行列もまだそんなにできていないので、レジ待ちストレスも軽減できる一石二鳥のゴールデンタイムなのです。
「値引き品」は2種類ある
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値引き品やサービス品、おつとめ品等の名称で安く売られている商品には、値引きの理由として2通りあるということをご存知ですか?
ひとつはご存知の通り、販売期限が迫った商品。売れ残りそうな商品に対して値引きして売り切ることで少しでも廃棄ロスを出さないようにしているのです。
もうひとつは、規格外商品のために値引きして販売している商品で、いわゆるアウトレット品です。野菜・肉・魚の生鮮食材や、外箱がつぶれてしまった等の加工食品に対して使われることが多いようです。
鮮度や味は何ら問題ないものの、見た目や部位の問題で正規の金額では売れないであろうと判断された商品について、お買い得な値段をつけて販売しているのです。
商品の廃棄となれば当然売上げ・利益ゼロ、どころか、仕入れ原価分マイナスとなりますから、捨てるくらいなら1円でも多く売上げにつなげようというのが値引き品です。閉店間際になると一気に半額にまで値引き額が引き上げられるのはそのような理由からだそうですよ。
値引き品購入の穴場は開店直後
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値引き品というと閉店間際のイメージが強いのですが、実は、開店直後にも値引き品が出ているスーパーも多数あります。(各スーパーさんの考えによっては前日の売れ残りは廃棄、というお店もありますので絶対とはいえませんが)
とはいえ、肉・魚はしないけど日配品や野菜は朝一の値引き販売をしているというお店は非常に多いですから、それらの値引き品は閉店間際よりも開店直後のほうがゲットできる確率が高いのです。
また、規格外による値引き品が売場に並ぶのは開店直後だけのところが多いです。
なぜなら、商品加工の作業ピークは開店前後のために、規格外商品が出た場合は朝一の開店直後には売場に出してしまいます。お買い得価格の魚のアラや、ちょっと見劣りのするものの味や鮮度ばっちりの切り身に出会う確率が非常に高いので、サービス品狙いでお得に買い物したい方にはおすすめ時間帯です。
今回は、食品スーパー運営の裏側をほんちょっぴりご紹介しました。売り手側の事情や情報をしっかり把握して、一番お得な「買いどき」を分析しておくことは特売チラシをチェックすることと同じくらいの価値のある「情報」だと思います。情報を制して賢く、効率よく節約につなげていきたいものですね。(執筆者:山内 理恵)