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あなたは、「自分へのご褒美」を買うことがありますか? 「頑張って働いたから」とか「仕事がうまくいったから」などのタイミングで、自分へのご褒美を買う人は多いです。
しかし、普段は1円単位で節約していても、自分へのご褒美を買うときには奮発してしまい、普段の節約が水の泡になってしまうこともあります。節約しているのにお金にゆとりが無いという人は、自分へのご褒美が原因かもしれません!
目次
自分へのご褒美をやめずに節約するには
とは言え自分へのご褒美を無しにするというのも寂しいもの。今回は、自分へのご褒美をやめずに節約する方法を紹介いたします。
必要かつ気分が上がるものを買う
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高級レストランに行ったりエステに行ったり、というのも気持ちいいお金の使い方ではありますが、節約を意識しなければならない場合は
「必要なもの」をご褒美として買うことをおすすめします。たとえば仕事用の靴。
普段買わないようなワンランク上のものを買うとか、オーダーにしてみる、といったことでご褒美感をプラスできます。
「がんばったこと」に対して、「これがあればもっとがんばれそう!」と思えるようなものをご褒美をとしてチョイスしてみましょう。
ご褒美でもクーポンは探す
「ご褒美だから!」と価格の比較もせずにポンッと買ってしまうのではなく、少しでも安く買う方法を考えましょう。セールの時期を狙う、クーポンを利用するなど、安く買う方法はいろいろあります。
クーポンサイトを探せば、リラクゼーションマッサージが2,000円などと破格のものもありますし、モニターサイトを探せば、(レポートを書く必要はありますが)飲食代金がタダなど、かなりお得にご褒美をゲットできることもありますよ。
自分の小遣いでやりくりする
「自分へのご褒美」は、家計から出すのではなく自分の小遣いから出します。一人暮らしの人など明確に小遣いが決まっていない人も、この機会に小遣いを設定して、その金額の範囲内でやりくりできるようにチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
家庭がある人の場合、夫婦そろって「最近がんばったから旅行ぐらいいいよね!」なんて家計からお金を支出してしまいがちですが、家族全体のご褒美でも、ご褒美は別途ご褒美用の積立をするとか、夫婦の小遣いからワリカンにするなど、家計に手を付けない工夫をしましょう。
ご褒美の金額・頻度を見直そう
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人によっては、
ご褒美の金額が高すぎたり、もしくは1回1回の金額は小さい「プチご褒美」でも頻度が高すぎる、という問題があります。
ご褒美の金額は家計に影響しない範囲内で
普段は買わないようなブランド物を買うのもいいですが、家計に影響を与えるようでは節約もムダになってしまいます。小遣いの範囲内でやりくりするなど、ご褒美の上限を決めて選ぶようにしましょう。ご褒美は高ければいいというものでもありません。安くても、自分がちょっと幸せになれるものを選ぶことが大切です。
ご褒美の頻度を決めよう
「がんばったから」という理由だけでご褒美を買っているとキリがありません。なぜなら、みんないつも頑張っているからです。コンビニでスイーツを買う、夕飯にお刺身盛り合わせを買うなど、ちょっとしたご褒美も回数が多ければけっこうな金額になります。「コンビニスイーツは週に1回まで」、「焼肉は月に1回まで」などとルールを決めてご褒美を買うようにしましょう。
もともと、家計に問題がなければ自分へのご褒美にいくら使おうがかまいません。しかし、もっと節約が必要だと自覚しているなら、まずは自分へのご褒美にいくら使っているのかを振り返り、ご褒美のルールを決めたりご褒美に選ぶものを変えたりして節約できるように意識してみてくださいね。(執筆者:吉見 夏実)