異なる業種のお店でも同じポイントがたまる共通ポイント、今や共通ポイントの双璧とも呼べるのが、「Tポイント」と「Ponta」です。
Tポイントはツタヤやファミリーマート、エネオスやガストなどでポイントが貯まり、Pontaはゲオやローソン、昭和シェル石油にケンタッキーなどでポイントをためられます。
おさいふPontaとは?
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後発のPontaはさらなる勢力拡大を狙うべく、これまでの共通ポイントとしてのPontaに加えて、プリペイド機能を追加した磁気ストライプ式のカード「おさいふPonta」を開始しました。
おさいふPontaはローソンで手に入れることができて、入会金や年会費も無料、カード発行に伴う審査もありません。それでいて、クレジットカードと遜色ない使い方ができるのです。
おさいふPontaへのチャージは?
クレカユーザーにとって気になるのは、プリペイドカードであるおさいふPontaへのチャージです。チャージをするのにクレジットカードが使えれば、チャージ分のポイントがクレカにつきます。
これに関しておさいふPontaは、一応クレカによるチャージは可能となっております。
ただし、クレディセゾンが発行しているクレジットカード以外のクレカにつきましては、チャージに伴う手数料が1回あたり216円かかります。1回あたりのチャージ上限金額が3万円ですので、あまり得はしません。
しかも、おさいふPontaへのチャージでクレカのポイントが付与されるか否かは、カード会社によって対応が分かれていますので、詳細はカード会社に聞いてみるのがいいでしょう。クレディセゾンが発行しているクレジットカードならば手数料はかかりませんが、チャージに伴うポイントが一切つきません。
以上のように、クレカユーザーにとってはおさいふPontaはあまりうまみがないカードとなっております。無理におさいふPontaを作るよりも、これまでのPontaカードを提示したうえで高還元率のクレカで支払ったほうがお得でしょう。(執筆者:角野 達仁)