年末年始はとにかくお金が出る時期です。「チョット遊びすぎて今回は返済が厳しいな」というとき、「あとからリボ」を利用してはいかがでしょうか。
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「あとからリボ」ってなに?

クレジットカードのショッピングには、様々な支払方法があります。1回払いや2回払い、分割払いにボーナス1回払い、ボーナス2回払いなどがあります。最近注目を集めているリボ払いは分割払いと似ています。
しかし、分割払いが返済回数が一定で利用金額に応じて毎回の返済金額が変動するのに比べて、リボ払いは毎月の返済金額が一定で利用金額に応じて返済回数が変動する点が異なります。
どんなに使っても返済金額が一定なのがリボ払いのメリットですが、当初は別の支払い方法で支払ったものの、後からリボ払いに変更したい人のため変更できるシステムを備えているカード会社もあり、それを「あとからリボ」といいます。
あとからリボにもいろいろある
一口に「あとからリボ」といっても、そこには様々な種類があります。
一般的なあとからリボは、ショッピングの全額をリボ払いに変更しますが、「NTTグループカード」などでは、支払予定分を明細ごとにリボ払いにするか別の支払い方法にするかを選択できますので、より最適な返済計画を立てられます。
また、ゆうちょ銀行が発行する「JP BANKカード」などでは、ショッピングだけでなくキャッシングもあとからリボにすることができます。多くのカード会社ではキャッシングの返済方法は1回払いとなっているのですが、後からリボにすることによって返済が楽になるのです。
あとからリボの注意点

そんな便利なあとからリボですが、
リボ払いのデメリットである金利ももちろん発生してしまいます。また、
一度あとからリボにした利用代金については、基本的に取り消しや変更ができません。
そして、全ての利用代金があとからリボ払いの対象となるわけではなく、「NTTグループカード」では出光サービスステーションの利用代金は対象外となっており、また、2回払いのうち1回目を支払ってしまうとあとからリボは利用できません。
くれぐれも、計画的にあとからリボを利用しましょう。(執筆者:角野 達仁)