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在宅介護をしていると、介護保険費(1割または2割負担)の他にも色々なところで費用が発生してしまいます。毎月のことだから、少しの金額でも安くなるものなら利用したい気持ちは誰しも同じこと。
そして、在宅介護をする上で馬鹿にならないのがオムツ代です。オムツを利用するのは毎日のことですから、1枚1枚は安いかもしれないけれど、毎日数枚利用するだけで月に1万~3万程度の出費になることも。
そんな方にぜひ利用して頂きたいのが、各市町村が行っている紙オムツ給付及びオムツ代助成制度です。今回はこの紙オムツ給付及びオムツ代助成制度について解説していきたいと思います。
目次
紙オムツ給付及びオムツ代助成制度とはどんなサービスなのか?
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紙オムツ給付及びオムツ代助成制度とは、
在宅で介護をしている方に現物給付として市から紙おむつを支給する制度のことです。
また、現金給付で行うオムツ代助成制度とは、オムツを利用している本人が病院などに入院している間のみ現物給付から現金給付に切り替わることを指します。この助成を受けるには各条件があるので、その条件を以下に記述しておきます。
・65歳以上で介護保険の認定を受けている方(要介護3~5)
・40歳~65歳未満の介護保険被保険者の方(要介護3~5)
と、上記のような方を対象としているのです。また、各市町村で条件が異なる場合があるので利用を検討している方はお住いの市町村窓口へ事前に問い合わせすることをおススメします。
紙オムツ給付及びオムツ代助成制度の限度額はいくらなのか?
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ここで、気になるのが「実際にオムツをどのくらい市が負担してくれるの?」というところではないでしょうか?
この制度のいわゆる負担限度額も各市町村で異なります。ですが、大体の市町村で定められているオムツの負担限度額というのが5,000円~1万円の範囲内になります。
また、この制度を利用する際に自己負担額として500円の支払い等がある市町村もあるのでお住いの市町村窓口に確認をする必要があります。
では、紙オムツ給付及びオムツ代助成制度の窓口はどこになるのか?
実際にこの制度を活用してみようと思った時には最寄りの市役所の保健福祉課が窓口になっているところが多いです。その他にも地域包括支援センターが窓口になっているところもあります。
まとめ
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寝たきりの方を介護しているとオムツ代は必然的に上がります。そのため、このようなサービスがあることを知っているだけで自己負担額は大きく変わってきます。
在宅介護とは先が見えない分、少しでも負担を減らしつつ介護を行っていくことで介護者の負担軽減にも繋がります。介護疲れを軽減するためにも、制度をフルで活用することがその秘訣になるのかもしれません。(執筆者:西村 馨)