節約して支出を減らし、貯金を増やす、というのは良いことですよね。でも、できれば収入も上げたいと思いませんか?
ただ節約をして支出を減らす、というだけではなく、せっかくなら年収も増えるような節約を実践したいものです。
そこで、今回は年収が上がる人が実践している節約術について紹介していきます。
目次
コストパフォーマンスで考える
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年収が上がる人ほど、価格の安い・高いではなく、価格に対するパフォーマンス、費用対効果で考える習慣があります
。
ここで注意したいのは、「コストパフォーマンス」を間違って理解しないことです。
100円ショップとスーパーで調味料の価格で比較してみましょう。
スーパー 900ml入り 500円
コストパフォーマンス的には、スーパーで500円の商品を買った方が断然お得ですよね。
ただ、一人暮らしなどで使う頻度が低い場合、使い切る前に傷んでしまうこともあります。もし、500円の調味料を半分しか使いきれなかったら、450mlの商品を500円で買ったのと同じことになります。
それなら、100ml入りの調味料を5回買った方がお得だったということになります。
クーポンやポイント=お得だと思わない
クーポンやポイントを活用する節約術もたくさんあります。間違えてはいけないのが、「クーポンやポイント自体がお得なのではない」ということです。
本来外食するつもりはなかったのにクーポンの期限が迫っているからと外食したり、有効期限のあるポイントを使うために本来必要でないものを買ったり、ということはかえって支出を増やしてしまうことになります。
「もらったクーポンとポイントは徹底的に使い切る!」と鼻息荒くするのではなく、タイミングが合わなければあきらめる、ということも大切です。
健康を損ねる節約はしない
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「節約のために野菜をほとんど買わない」など、偏った食生活をしてしまうと健康を損ねてしまいますよね。若いうちは良くても、年齢を重ねるごとに体調へ影響してきます。
また、必要以上にエアコンの使用を我慢する、といった節約も、健康を損ねることに繋がりますよね。
「心身相関」という言葉があるように、行き過ぎた節約によって体調を崩してしまうと、精神的にもバランスを崩しやすくなってしまい、節約どころではなくなってしまいます。
固定費の節約は下調べに時間をかける
スーパーやコンビニのレジ前でお菓子を1つ買うのを我慢する、といった節約ももちろん大切です。でも、固定費の節約を軽視すべきではありません。
通信費や保険料など、固定費は毎月の支出です。「月々たった3,000円」だとしても、年間では3万6,000円に、10年間では36万円にもなります。
節約効果が大きいからこそ、固定費を下げるためにしっかりと調べて安くする方法を探すと良いでしょう。
意味のある節約をしよう
節約は大切です。でも、年収が上がりやすい人の場合は効果の高い節約を重視し、効果が小さいものについては固執しない、という考えも取り入れています。
ただ支出を減らすだけでなく、効果の高く、仕事に悪影響を与えない節約を取り入れることを考えてみてはいかがでしょうか?(執筆者:吉見 夏実)