節約しなきゃ、と思っても、どこから手を付けたらいいのか分からなくなることもありますよね。あれもこれも削りたいけれど、あれもこれも必要な気がしてくるもの。
「結局どこから節約すればいいんだろう…」と途方に暮れてしまい、そのまま「節約しよう」という気持ちも萎えてしまう。
そこで、今回はわたしが考える「効果が大きい費目」をランキングにしてみました。
目次
1位 住居費
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いきなり難易度が高いもので恐縮ですが、やはり一番大きな効果が期待できます。
地方移住までしなくても、少し郊外に引越ししたり、割高な賃貸をやめて中古住宅を買ったりと、方法はいくらでもあります。
住宅ローンを返済中の方は、乗り換えを検討するのもアリですし、繰り上げ返済するのも良いでしょう。
2位 生命保険料
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勧められるがままに保険に加入したという人は特に、保険見直しで万単位の節約になります。
わたしは保険会社で働いていたことがあるのですが、今のわたしぐらいの年齢の夫婦で、月額3万も5万も払っている人も珍しくありませんでした。
一方、現在の我が家の保険料は月額1万2,000円ほど。いずれも、学資保険は計算に入れていません。
3位 通信費
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格安SIM(MVNO)に乗り換えるだけで5,000円ほどの節約になるので、かなり効果は大きいです。1台で5,000円節約できれば、2台で1万円、4台なら2万円の節約になります。
自宅のネット代も、何年もそのままになっている人は改めて最近のプランを調べてみてもいいでしょう。
4位 外食費
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家族での外食も、1回減らすだけで5,000円ぐらいは浮きますよね。焼肉やお寿司を減らせば1万円ぐらい節約になります。
また、休日についファーストフードやフードコートの食事をしてしまう方は、これらをやめるだけで1回2,000円ほどの節約になります。
5位 習い事
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子供の習い事も、本当に必要なのか、しっかり見極めないといけません。あれもこれもやらせていると家計が苦しくなるだけでなく、子供自身も慢性的な疲労に悩まされることになります。
習い事を1つやめれば少なくとも月5,000円ほどは減らせますよね。また、大人のジム代なども対象です。
6位 食費
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外食以外の食費では、細かいテクニックに走る前に「食材を使い切る」が大前提です。
あとは、安いときにまとめ買いをしたり、安いお店を利用する、ポイントカードやクレジットカードを使う、といった方法もあります。
健康を損ねては困りますので、必要な分をお得に買うという方法で節約しましょう。
7位 水道光熱費
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食費と同じく、基本は「ムダ遣いをしない」ということを意識しましょう。こまめに電気を切る、水を出しっぱなしにしない、といったことですね。
電力会社の乗り換えを検討しても良いでしょう。ただ、住居費や通信費ほどの効果は無いので、先に住居費や通信費を検討した方がいいでしょう。
まとめ
節約効果が大きい費目というのは家庭によっても異なります。また、その人の価値観によっても異なります。
ランキングに惑わされず、自分が興味のあるものから節約するのでももちろんOKですよ。
ただ、「どこから手を付けたらいいのか分からない」という人は、まずはこのランキングを参考に節約する費目を選んでみてくださいね。(執筆者:吉見 夏実)