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資格は、さっさと身につけ、お金に換えなさい
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お金持ちになりたい人がすべき勉強とは、短期間で形になるのはもちろんですが、かけた時間や労力が、すぐに恩恵となってくるものです。
さっさと身につけ、さっさとお金に変えられる勉強でなければいけません。
持っているだけ満足する「資格マニア」になりたければ別ですが、ビジネスに活かすことができない資格は「死格」、何の利益ももたらさないものです。
難関資格であろうと、誰でも取れる認定資格だろうと、資格そのモノに格差はありません。私が奨めるのは、労力が最小限でリターンが大きいもの、スランプや焦りを感じる前に身につく勉強です。
国家資格ならば、不動産資格の基本といえる「宅地建物取引士」や「行政書士」、認定資格ならば簿記やパソコン関連の資格です。勉強期間は3か月から、長いものでも1年程度、効率良く勉強すれば1回で合格可能な資格です。
社会人の勉強は完璧を求めないのが必須
社会人が資格の勉強をする場合には、
2. 他の受験生が当然できる問題を絶対に落とさない
3. 合格ラインの10%増し程度の点数が取れる勉強をする
お金に余裕があるから資格学校のはしごをするとか、昇進や昇給の可能性が乏しいから「資格取得」を武器にしようと、参考書や問題集の類を何冊も買い込むのは、不安感をあおるだけ、気力や体力をすり減らすだけ損です。
勉強していることは、会社に伏せるのが鉄則です
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社会人の勉強は、会社に迷惑をかけないのは当然ですが、勉強していることは同僚にも伏せた方がいいでしょう。
勉強するから残業はできないとか、接待は早々に切り上げる、上司や同僚との「飲みニュケーション」や会社の「休日行事」には参加しない。といった、行動は禁物です。
仕事でトラブルが発生したら、勉強に気持ちが向いているからと、疑念を抱かれかねませんし、「あの人は資格を取って会社を辞める気だ」などと噂がたてば、リストラ要員にされかねません。
お金持ちになる人は、すぐにお金に換わる勉強をしている
社会人が資格の勉強をするときには、自分の給料を意識することもモチベーションを高める秘訣です。
そこで活きてくるのが「時間価値」を知ること。
たとえばあなたの月収が30万円。1日8時間、20日間働くとして計算すると、
あなたの「時間価値」は1,875円ということになります。1時間ダラダラ勉強していたら「1,875円」が無駄になるという意識を持つ。
お金の価値を考えながら勉強するのは、お金持ちになる勉強として欠かせないこと。そして「時間価値」を認識している人は、勉強で成果を出せるのはもちろん、仕事もできる。「お金持ち」になる人です。
この点「合格すればお金は取り戻せる」、「先行投資だから」と、数多のテキストを購入したり、複数の講座に通い勉強をして、無駄に時間やお金を使うだけでなく、心身を疲労させ合格ができない「お金と縁がない人」の勉強法とは違います。
お金持ちになる人は、合格したらどれぐらいで元が取れるかを計算したうえで、お金になる資格を選び、余計な教材や時間を使わず短期集中で学びます。
次回は、お金が増える「人間関係」への投資術です。お楽しみに。(執筆者:臼井 由妃)