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リスクを取らずにお金は増やせるの!?
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お金を増やすための運用方法を考えた時、全くリスクを伴わない方法を探すことは困難です。
ある程度のリスクはつきものだという覚悟をした方が運用方法にも幅が広がります。
今の時代では、「リスクもなく増やせれます」というフレーズを見たら疑う方がいいでしょう。
30年前にはそんなことも言えた時代がある
ご存知の方もいらっしゃるのではないでしょうか?
そうです「バブル時代」と言われた時代です。
あの当時は、金利が10%近くの商品が多かったので、いとも簡単にお金を倍にすることができていました。
今では考えられないでしょうが、銀行から借りる金利が3%ぐらいなのに対して、郵便局などに預けると8%ぐらいの金利がついていました。
お金を借りて金利で儲けたなんて人もこの読者様の中におられることでしょう。日本もそんな時期があったということですね。
便利な算式 「72の法則」
お金が倍になる年数が簡単にわかる「72の法則」という便利な算式があります。
これに当てはめると、自分のお金が倍になるには何年かかるのかがわかります。
金利が3%の商品に100万円を預けた場合、何年後に200万円になるのか?
ということで24年後に100万円が200万円になるという計算になります。
今の銀行の定期預金の金利で計算してみましょう
だいたい、0.01%のところが多いでしょうか?
100万円を200万円に定期預金でするには7200年かかるという計算です。
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この結果を見てどう思われますか?
全くといってしまうと大げさですが、おそらく今の日本で最もリスクの低い資産運用方法は銀行預金ですが、なかなか増やせる場所ではないことも事実です。
と思われた方。
そんな風に考えているとあまりにもさみしくないですか?
しかも、いつまで働けるかもわからないですし…
リスクとリターンの関係
少しでもお金を増やしたいのなら3%・5%・7%の金融商品を探せばいいのです。
大事なのはリスクとリターンの関係です。
金融商品を選択する場合、「リスクとリターンの関係」について理解しておく必要があります。
ここでの「リターン」は、金融商品を保有することで得る利益、収益性であり、ここでの「リスク」は、リターンの不確実性(どうなるかわからない)をいいます。
金融商品のリスクとリターン
リスクが小さいとリターンも小さく(ローリスク・ローリターン)、リスクが大きくなるとリターンも大きくなる(ハイリスク・ハイリターン)傾向にあります。
「絶対確実な!!」
という金融商品を勧められたら、サギやカモであり、うまい話は信じてはいけません。
うまい話しに飛びついて失敗しないためにも、リスクとリターンの関係はしっかりあたまにいれておくべきです。
豊かな生活をするためにすべきこと
いずれにしても、これからの時代に必要な知識の一つとしてお金の知識はとても重要になってくることでしょう。
日本人特性のお金に対してネガティブな気持ちを取り除いて、お金に対してどんどんポジティブに学んでいける人が老後も豊かに生活していけること間違いなしですね。
ぜひ、お金の学びに目を向けてください。(執筆者:佐川 啓子)