お金を貯める一番の近道は「コツコツ貯める」ことです。1,000万、2,000万という貯金がある人も一度に貯まったわけではなく、コツコツ貯めた結果、大きな金額のお金が貯まったという人が多いからです。
しかし「コツコツ貯める」と聞いただけで、
「やる気がなくなる」
という人も多いと思います。そこで今回は「コツコツ貯める」をムリなく続けられる秘策をご紹介します。
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目次
1. 最初から完璧を求めない
・ 500円玉貯金
・ 定期預金の利用
など、世の中にはいろいろな貯蓄方法があります。自分にもできそうと思った貯蓄方法を実践しているかと思いますが、最初から完璧を求めないことが重要です。
人が成功している方法だから自分も成功できる、自分にもあっているとは限りません。まず、チャレンジしてみてムリなく続けられそうであれば続ける、そうじゃなかったら、別の方法を実践してみるようにしましょう。
というわけではありません。トライ&エラーを繰り返しながら、自分にあった貯蓄方法を見つけるようにしてください。
2. 大きな目標を立てた後、小さい目標を設定
「お金を貯める目的を決めよう!」と言われれば、
「子どもの教育資金を貯めよう」
「旅行資金の〇万円を貯められるよう頑張ろう」
といった目標を、人それぞれ考えますよね。
しかし、5年後までに、10年後までになど遠い未来に目標を設定したり、漠然と「いつか貯めよう」と思っていると、モチベーションが続きません。
そこで大切なのは、大きい目標を立てた後、小さい目標を設定することです。
例:10年後までに100万円貯められたらいいな~
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1年で10万円貯めればいいわけです。そこからボーナスと月収のバランスを見て、1か月に貯めたい金額を設定します。
この小さな目標は厳しすぎると続けるのが難しいので、必ず少しゆとりをもたせておきます。
小さな目標をつくって、ひとつひとつクリアしていけば、いつの間にか大きな目標も達成してしたという状態になります。
3. 状況を家族にシェアする
ひとりで頑張ってお金を貯めようと思うと、怠け癖がある人はどうしても投げ出したくなります。
そこで、家計の状況を家族にシェアして、監視してもらったり、アドバイスがもらえるようにしておきましょう。
・ 何か高いものを買いたいときにどこから費用を捻出すればいいか
・ 今の家計管理方法でいいのか
などが相談しやすくなります。
情報を共有しておけば、お金を貯めるという目標が自分ひとりだけの目標ではなく家族全員の目標になり、モチベーションもアップしますよ。
4. お金がかからない趣味を見つけておく
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買い物やおいしいものを食べに行くなど、毎回お金がかかる趣味よりも、あまりお金がかからない趣味をひとつでも持っておくと便利です。
・ 写真を撮る
・ 園芸
・ ジョギング
などは初期投資がかかるものの、毎回お金を使うわけではありませんよね。
私の趣味は写真を撮ることですが、いいカメラとレンズを買った後は、偶然訪れた場所の風景を撮っていれば満足できるようになったので、買い物が趣味だったころよりもお金がかからなくなりました。
また、趣味に没頭している間は物欲も忘れます。
「コツコツ貯める」をムリなく続けられるようになろう
お金はどうしても、コツコツ貯めるという地味な方法によって貯まっていきます。継続する力や習慣が身につくことで、誰でもムリなく貯められるようになります。
ストレスなく貯まる状況を作ってから、貯金に励みましょう。(執筆者:垣内 結以)