最近は、ケチケチ節約するよりも
と考えている人が増えてきたように感じます。
そこで疑問なのが「お金をかけるべきところ、贅沢していいところってどこだろう?」ということ。
今回は、お金をかけるべきポイントが簡単に分かるコンフォート原則についてご紹介します。
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目次
コンフォート原則って?
コンフォート原則とは、
です。
めったに着ないパーティドレスよりも、毎日使うパソコンやデスク、寝具や調理器具などにお金をかけたほうが使っている時間が長いため、長期的にみると人生の満足度がアップするというわけです。
自分が使えるお金で、最大限の幸福度を得るためのお金の使い方なので、この原則に基づいてお金をかけるべきポイントを考えれば、買い物での失敗を防げます。
コンフォート原則を使うためには、まず自分がどういうものを長時間使っているのかを知ることから始めます。
例えば、主婦が1日に使っているものやそれを使っている時間はこんなふうになるのではないでしょうか。
2時間 (料理)調理器具
10時間 (身に着けるもの)服、下着
3時間 (趣味)テレビ、スマホ、パソコン、マウス
8時間 (就寝中)枕、布団、パジャマ、ベッド
会社員なら、スーツや仕事で使うパソコンデスク、椅子なども該当しますね。
買い替えのタイミングで考えてみよう
コンフォート原則に従って、今使っているものすべてをいきなりグレードアップするのは難しいですよね。
そこで買い替えを迎えたタイミングで質のいいものを選ぶのがおすすめです。
今までこつこつ貯めたお金を旅行でパーッと使うのもいいですが、毎日使うものに投資して日々の快適さを得るというお金の使い方をしてみましょう。
外出先でほしいものがあったときに考えてみよう
外出先で、かわいい小物や服、家具に出会ったとき、どれくらいの頻度や時間、それを使うか考えてみてください。
長時間使うものであれば、多少高額でも生活の質が上がり、最大限満足できる買い物になるかもしれません。
しかし、週に1回しか使わない、あるいは年に数回しか使わないようなものであれば、長期的な満足度は低いかもしれません。
コンフォート原則を使って、日用品をグレードアップしてみた
私もコンフォート原則に従って、毎日長時間使うものをグレードアップしてみました。
具体的にはこんなものにお金をかけました。
パソコンデスク用の椅子
私は、日中、ほとんどパソコンデスク前の椅子に座っています。
テレビが近くにあるので、テレビを見るときもこの椅子に座っています。
以前は肘置きのない事務用椅子を使っていましたが、背もたれがゆったりとしていて、肘置きのある椅子に買い換えました。
椅子にはまったくこだわりがありませんでしたが、ちょっといい椅子に変えただけで疲れ具合が格段に改善したので、結果として本当に満足度が上がりました。
ストッキング
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ストッキングは使っていればどんなものでも破れてしまうので、私の中では消耗品扱いです。
しかし、社会人なら丸1日中履いているのではないでしょうか。
高いストッキングを買っても見た目は変わらないし、できるだけ安いものにしようと思っていましたが、これも少し機能的な商品に買い替えてみました。
すると、履き心地がまったく違い、ストレスが軽減したように感じます。長時間身に着けているものの力は、なかなか侮れません。
くし
髪をとく時間は1日のうちでも5~10分程度しかありません。
でも、髪をとかない日はないですよね。
そこで、以前は100円ショップで手に入るようなプラスチック製のくしを使っていましたが、3,000円ほどする天然素材のつげぐしに変えてみました。
つげぐしは静電気が起こりにくいので髪が傷まないというアイテムです。
つげぐしを使うことで、髪にいい影響が出ていると思いますが、それ以上に「いいものを使っている」という満足感やワクワク感が増えました。
まとめ
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コンフォート原則とは、たまにしか使わないものよりも、毎日長時間使うものにお金をかけたほうが人生の満足度が高くなるという法則です。
年1回の旅行でしか使わないキャリーケースや、パーティのときだけにしか使わないジュエリーにお金をかけるより、毎日長時間使うものにお金をかけてみましょう。
高価なキャリーケースやジュエリーを買えば、一時、あるいは年に数回はワクワクできるかもしれません。
しかし、毎日使っているものにお金をかければ、毎日ワクワクしたり、快適に過ごせるようになるかもしれません。
ぜひコンフォート原則を使って、お金をかけるべきところを考えてみてくださいね。(執筆者:垣内 結以)